フリーターが正社員を目指す場合の履歴書の書き方｜人事が見ているポイントを徹底解説

フリーターから正社員になる場合、履歴書の書き方に悩む方もいるでしょう。志望動機や自己PRが曖昧であったり記載方法が間違っていたりすると、選考に通過できません。

本記事では、履歴書で見られるポイントや基本的な書き方を紹介します。正社員経験がなくても人事の目に留まる履歴書を書けるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

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履歴書で見られるポイント【フリーターから正社員】

フリーターから正社員への就職は、一般的な転職活動よりも難易度が高めです。そのためポイントをしっかりと押さえておくことが重要です。具体的には以下のとおりです。

それぞれ解説します。

履歴書を書く上でのマナーが守られているか

履歴書を書くうえで当たり前のことができていないと選考は通過できません。具体的には以下のような点に気をつけましょう。

履歴書を書いたことのない方は、基本的な部分をおろそかにしがちです。履歴書を書く際の基本的なマナーを守りましょう。

志望動機や自己PRが薄い内容で抽象的になっていないか

志望動機や自己PRの内容が薄かったり抽象的だったりしていないか確認しましょう。たとえば「誰かの役に立ちたい」のような内容だと、なぜそう思ったのかが伝わりません。

また他の企業にも同じような内容を伝えていると思われます。志望動機や自己PRを記載する際は、応募する企業だけが持つ魅力を伝える必要があります。文章を長く具体的にすることが、採用担当者を惹きつけるポイントです。

フリーターの経験のなかでもしっかりアピールできているか

フリーターの経験から学んだことを伝えるのが重要です。カフェの接客バイトの経験があれば、お客さんとのコミュニケーションで気をつけていたことや新人育成に携わったことを伝えましょう。

アルバイトのなかで学んだことをアピールできると、採用担当者からは「仕事に前向きに取り組んでくれる」と評価されます。フリーターの経験から得たことを、ぜひ積極的にアピールしてみてください。

フリーターから正社員を目指す場合の履歴書の書き方

フリーターから正社員を目指す場合の履歴書の書き方を紹介します。

それぞれ解説します。

基本情報

ここでは、履歴書に記載する基本情報の書き方を紹介します。

日付

日付は履歴書を書いた日か、ポストに投函した日を記載します。また日付の表記は、和暦か西暦表記のどちらかで書きましょう。

氏名

氏名は戸籍に使用している文字を使用します。略字を使用している方は、旧字を使いましょう。履歴書に「ふりがな」と書いてある場合は平仮名、「フリガナ」の場合はカタカナでふりがなを振ります。

また姓と名前の間に1文字空けると見やすくなります。氏名は採用担当者の目にはじめに留まるので、綺麗に書くことを意識してください。

生年月日

生年月日は和暦か西暦のどちらかで記載します。履歴書内で書いている表記に合わせましょう。

写真

写真はスーツで撮影した証明写真を使用します。撮影方法は写真機でも問題ありません。しかし、写真館や写真店のプロの方に撮ってもらうほうが写りがよくなり印象が変わります。サイズは縦36〜40mm×横24〜30mmが一般的です。

履歴書から写真が剥がれ落ちても誰のかわかるように、裏にも名前を書いておきましょう。また写真を貼り付ける際には、ズレたりノリがはみ出たりしないように気をつけてください。

現住所

現住所は今住んでいる住所を記載します。都道府県名から番地まで省略せずに書きましょう。市区町村まではふりがなを記載します。

電話番号

電話番号は固定か携帯電話かを記載する欄があります。記入する際は連絡が取りやすい電話番号を書きましょう。携帯電話しか所持していない場合は、固定電話の欄は空欄で問題ありません。

メールアドレス

メールアドレスは、就職・転職活動用のアドレスを用意しましょう。わかりやすい自分の名前や生年月日を使用したアドレスだと好印象を受けます。

またアドレスはフリーメールのGmailがおすすめです。Googleカレンダーとの連携やメール整理がしやすいためです。

免許・資格

免許を記載する際は資格の先に書くのが一般的です。免許や資格の名称は、正式名称で書くのをおすすめします。取得時期の表記は履歴書全体と合わせます。

学歴

学歴は最終学歴の1つ手前から記載するので、大卒の方は高校からです。履歴書の学歴・職歴欄の1行目には中央あたりに「学歴」と記載して書き始めます。

学校名は略称ではなく正式名称で記載し、学部やコース名まで書いてください。「〇〇高校」ではなく「〇〇県立××高等学校」と書きましょう。

職歴

正社員経験のないフリーターの方はアルバイトの経歴を書いていきます。ブランクのある方も期間中にアルバイトをしていた場合は職歴に記載できます。退職を経験している方は以下のように記載しましょう。

退職理由によって記載の仕方が異なります。自信の退職理由に基づいて記載してください。

志望動機

履歴書の志望動機は、とにかく隙間なく枠線ギリギリまで書いたほうがいいです。

その理由は「ここには書き切れないくらい、御社に入ってこれだけ貢献したい思いがあります」という意思表示になるからです。

「職歴や自己アピールはキレイにバランス良く書かれているのに、なぜ志望動機だけがこんなに隙間なくびっしり書かれているのか」と相手の目に止まりやすくなります。

また、志望動機を面接官が読んでいる状況で「御社に対する思いが強くなってしまい、志望動機を隙間なく書いてしまいました」みたいなことをサラッと言っておけば、面接官は食いつきます。

さらにそこで「志望動機には書き切れず伝えられていない思いがあります」などと言ってやる気や熱意を積極的にアピールすれば、かなりの好印象を与えることができます。

ちょっと芝居くさいですがオススメのやり方です。

自己PR

自己PRは履歴書のなかでも重要な項目です。学生時代やアルバイトを経験して得たスキルや強みをアピールしましょう。

企業が求めるスキルから、自分の経験を深掘りするのもおすすめです。企業側がコミュニケーション力やリーダーシップなどを求めているなら、そのスキルを発揮した具体的なエピソードを伝えると説得力が増します。

本人希望欄

本人希望欄には、基本的に「貴社の規定に従います」との記載で問題ありません。ただし、絶対に譲れない希望条件があれば記載しておきましょう。

たとえば親の介護で勤務地を指定しなくてはいけない場合は活用するべきです。また複数の職種が募集されていて、その中から希望職種を書くために使用する方もいます。

自己満足は禁物！フリーター転職のプロに添削してもらおう

履歴書はキャリアアドバイザーに添削してもらいましょう。誤字脱字や言い回しの違和感などは自分では気づきにくいです。

履歴書の添削を受けたい方は、転職エージェントを活用するのをおすすめします。エージェントに添削を依頼すれば、自己PRや志望動機をブラッシュアップしてくれるので、選考通過率も上がります。

履歴書添削を受けられるようなサービスがある転職エージェントは以下のとおりです。

それぞれ解説します。

ハタラクティブ｜20代フリーターにおすすめ

名前	ハタラクティブ
料金	無料
求人数	公開求人： 3,372件 非公開求人：- （2023年12月14日現在） 今の求人数：公式HP参照
対象年代	20代
対応エリア	全国
オンライン面談	LINEビデオ面談可
得意分野・業界	フリーター・既卒・ 第二新卒の支援に特化
公式HP	https://hataractive.jp/

ハタラクティブは20代のフリーターに特化した転職エージェントです。未経験歓迎の求人が多いので、フリーターの経験が長く職歴に不安のある方でも応募できます。

また、フリーターから正社員を目指すノウハウがハタラクティブには豊富です。就職をする際に抱える悩みや不安をキャリアアドバイザーに相談できます。内定までの道筋をしっかりと示してくれるでしょう。

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JAIC（ジェイック就職カレッジ）｜20代後半〜30代におすすめ

名前	ジェイック就職カレッジ
料金	無料
求人数	公開求人：- 非公開求人：- （2023年12月14日現在） 今の求人数：公式HP参照
対象年代	18～35歳
対応エリア	全国
オンライン面談	可
得意分野・業界	20代、女性、中退者の転職支援
公式HP	https://www.jaic-college.jp/

JAIC（ジェイック就職カレッジ）は、研修や講座を受けられる転職支援サービスです。書類添削や面接対策などのビジネスマナーを学べます。

就職経験がなく履歴書の書き方や面接の仕方に悩んでいる方も、安心して求職活動ができます。JAIC（ジェイック就職カレッジ）は求人の質も高いです。

提携している企業に直接訪問をしているので社風を理解しています。ブラック企業を紹介される可能性は極めて低いです。

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マイナビジョブ20’s｜大卒1〜3年目までのフリーターにおすすめ

名前	マイナビジョブ20’s
料金	無料
求人数	公開求人：- 非公開求人：- （2023年12月14日現在） 今の求人数：公式HP参照
対象年代	20代
対象エリア	全国
オンライン面談	可
得意分野・業界	全業界全業種
公式HP	https://mynavi-job20s.jp/

マイナビジョブ20’sは、大卒3年未満のフリーターにおすすめの転職エージェントです。第二新卒や既卒の方の利用者は37万人を超えており、転職成功率は90％を誇っています。

内定後の定着率が95％と高いのもマイナビジョブ20’sの特徴です。自己分析やキャリアアドバイザーのヒアリングにより、自分の希望にそった職場を選べます。

求職者の強みや得意なことが見つかったうえで仕事を選べるので転職しても長く働けます。

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履歴書の職歴の微調整はやったほうがよい！ただし経歴詐称はNG

まず職歴のおさらいですが、一つのところで続けて働かないと信用が無くなります。

これがフリーターならはかなり厄介です。

継続年数を会社側は必ず見ています。

いくつかの仕事を半年くらいで辞めた場合は、イメージダウンになってしまいます。そんな時に使えるテクニックを紹介します。

例えば、二十五歳で居酒屋のアルバイトを半年間やった後に、スーパーでアルバイトを数カ月間やったとします。履歴書の職歴にこのまま書いてしまうと、職を転々としているみたいでイメージが悪いです。

そんな時は微調整します。履歴書の職歴に年月を書いた後に「居酒屋やスーパーで調理補助や接客業務などを行う」と書いておきましょう。

居酒屋とスーパーのアルバイト期間を適度にボカシして埋める感じです。

これなら、ウソを書いているわけではありません。さらに、調理や接客を専門的にやってきたように見えます。

もちろん、企業側がその気になって調べれば分かってしまう問題ですが、そんなに個人の詳細を調べる企業も少ないでしょう。

職歴の継続年数に不明な点があれば、とりあえずは聞かないといけない面接官の仕事を減らすわけですから悪いことでもありません。

そこまで履歴書の職歴に全てをいちいち細かく書く必要性はありません。

職歴が多いフリーターの履歴書の書き方【例文あり】

職歴が多いフリーターは、履歴書を以下のように記載しましょう。

平成⚪︎　株式会社〇〇入社
平成⚪︎　一身上の理由により退職
平成⚪︎　株式会社××　アルバイト入社（平成⚪︎年×月に退職）
平成⚪︎　株式会社△△　アルバイト入社（平成⚪︎年×月に退職）
平成⚪︎　株式会社◻︎◻︎　アルバイト入社
〇〇工場にてピッキング作業に従事
現在に至る
以上

職歴が多い場合は、入社と退社の時期を1行にまとめるのがおすすめです。単発アルバイトの職歴は採用担当者に悪印象を与える可能性があるため、記載する必要はありません。

まとめ

フリーターから正社員になる際は、履歴書の書き方に困っている方もいるでしょう。誤った書き方をすると、就職活動に支障をきたします。

良い履歴書を書くには、キャリアアドバイザーに添削してもらうのが近道です。ハタラクティブなら履歴書の添削だけでなく、面接対策などをマンツーマンで受けられます。

フリーターから正社員になりたい方は、ぜひハタラクティブを利用してみてください。

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