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転職に失敗する人の22の特徴|後悔しないために知っておくべきこと

後悔しないために知っておくべき!転職して失敗する人の8の特徴

転職活動を進めたはいいものの、後悔をしてしまう人がたくさんいます。

転職活動は、後悔をしてしまったところで、なかなかやり直すことができません。誰でも、転職で後悔はしたくないものです。

だからこそ、早い段階で「転職に失敗する人の特徴」をしっかり理解したうえで、転職活動を進めてもらいたいのです。

今回は、転職して失敗する人の特徴を詳しく解説します。転職の目的は、あなたが満足できる会社に転職することです。「転職に失敗する人の特徴」をしっかり理解することで、あなたは転職の失敗を避けて、転職を成功させることができるでしょう。

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1、闇雲に転職活動を進めてしまうと失敗する

1、闇雲に転職活動を進めてしまう

転職活動とは、未知の世界です。もちろん、転職活動のゴールは、「転職先を決めること」なわけですから、とてもわかりやすいですよね。

しかし、その「転職先を決めること」に至る過程までには、複雑なことの連続です。従って、そんな複雑なことの連続である転職活動を、闇雲に進めたとしても、失敗してしまう可能性が大いに高まってしまうのです。

転職活動と一言でいっても、「求人票の閲覧」「応募企業の決定」「面接日時の調整」「応募書類の作成」「面接」「現職を辞める手続き」など、行うべきことはたくさんあります。

おそらく、闇雲に転職活動を進めたとしたら、途中でこんがらがってしまうことでしょう。

まずは、「転職活動の計画」を立ててみることを、おすすめいたします。採用をいただく目標日時を決めて、そこに至るまでの計画を立ててみるのです。

計画を立ててみることで、「やるべきこと」を明確化することができます。この、「やるべきことの明確化」を実現させることができれば、闇雲に転職活動を進めてしまうことを避けることができるでしょう。

もちろん、「転職活動の計画」は、あくまでも計画です。「やるべきこと」が途中で変わってしまっても、全く問題ありません。また、採用をいただく目標日時が遅れてしまったとしても、全く問題はないのです。

目標までの計画が立っていれば、「やるべきこと」はおのずと明確化されてきます。つまり、大切なことは、「計画を立てること」なのです。

仮に、採用をいただく目標日時が遅くなったとしても、その遅くなった日時までの計画がしっかりとしていれば、闇雲な転職活動にはならないはずです。

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2、なりたい自分を考えない転職は失敗する

2、なりたい自分を考えない転職は失敗する

あなたは、「なりたい自分」について考えたことがあるでしょうか?

子供の頃や学生時代は、将来なりたい職業について誰もが考えますが、実際に就職し仕事をしてみると「なりたい自分」を考えても実現できない、現状の仕事が忙しくて考えている暇などないと、思考そのものを封印している人が多いです。

将来の自分をイメージせず、募集をしていたから何となく応募したという人は、入社後「こんなはずでは…」と転職が失敗したことを自覚します。

「なりたい自分」を考えても、企業が決めるので思うようにいかないと嘆く人がいますが、企業任せの人生で本当にあなたは満足するでしょうか?

確かに組織では思うようにいかないことが多いでしょう。多くの人が、やりたいことの半分もできずに日々の仕事をおこなっていますが、企業があなたの人生を決めるわけではありません。

人事異動も適性や強みを配慮したうえでおこなうはずです。適材適所の配置を考えずに人事異動をおこなっても、社員のモチベーションは下がってしまいます。企業が決めるのではなく、あなた自身が「なりたい自分」を描き、企業にアピールしなければいけないのです。

転職で「なりたい自分」を考えていない人は、志望動機や自己PRも曖昧であり、熱意を感じません。

職種にもよっては、筆記試験をおこなわず職務経歴書と面接で採否を判断する企業も多いですが、特に面接では職務能力とともに自社への熱意と貢献できることを採否の判断材料にします。

「なりたい自分」が見えていない人は、応募企業でやりたいことを明確に語れません。転職で採用される人は、応募企業で活躍する自分の姿をイメージできています。イメージできているから、やりたいことや貢献できることを具体的に熱く語れるのです。

業績不振や解雇など、予期せぬ転職もあるでしょう。しかし自分は転職したくなかったといつまでも嘆いていても誰も助けてはくれません。

そのことをチャンスと捉えて今後のキャリアビジョンを描かなければ、採用試験を受けても、仕方なく転職活動をしている応募者と受け取られます。

「なりたい自分」を実現させるための手段が転職であり、転職先企業でやりたいことが実現できるという流れが理想です。「なりたい自分」と転職先の職務内容がかけ離れていれば、再び転職を繰り返すことになります。

「なりたい自分」が見えてくるとワクワクした気持ちになるはずです。ワクワク感に年齢は関係ありません。誰も将来のことをわからない中で、輝く自分を目指して「なりたい自分」、30代以降であれば「なるべき自分」について考えてみる必要があります。

3、業績不振や希望条件(職種・給与など)が曖昧なままに、転職活動を進めてしまうと失敗する

2、希望条件(職種・給与など)が曖昧なままに、転職活動を進めてしまう

ほとんどの人は、何となく求人票を閲覧して、応募企業を決めようとしています。

しかし、求人票は莫大な量があるわけですから、何となく求人票を閲覧しているのでは、「本当に自分に合う求人」を見逃してしまうことにつながります。

まずは、「自分が求める希望条件」を書き出してみてください。例えば、「職種は貿易事務」「給料は30万円以上」「土日祝休み」「自宅から30分以内」という具合に、とにかく自分が求める希望条件を書き出してみるのです。

希望条件を書き出したら、その希望条件を満たしている求人を見つけてみましょう。転職サイトなどのネット求人であれば、より効率的に求人を検索することができるはずです。

求める条件が、厳しければ厳しいほど、該当する求人は少なくなります。場合によっては、該当する求人が1つもないということも、決して珍しくはないでしょう。

該当する求人が少なくて、「転職活動に支障をきたす」と感じたら、条件を緩めて検索をしてみましょう。例えば、「給料は25万円以上までに緩めてみるか」「隔週休2日に緩めてみるか」という具合です。

このような手順を繰り返して、「自分に合う求人」を、適格に探してゆくことが大切なのです。

確かに、最初から希望条件を緩くすれば、該当する求人は多くなります。しかし、求人票が多ければ多いほど、判断力は鈍ってしまい、「本当に自分に合う求人」を見逃してしまうことになりかねません。

ネット求人であれば、クリック数回で、希望条件を変更した求人を閲覧することができます。ぜひ、より自分に合う求人を見つけるためにも、希望条件という指標を持って、転職活動を進めてもらいたいものです。

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4、全ての希望を満たそうと考える転職は失敗する

4、全ての希望を満たそうとする考える転職は失敗する

企業は社会貢献することで利益を生み、社員の給与が支払われます。社員誰もが自分本位で好きなことだけをおこなっていれば、企業は存続できません。

転職をすれば全てが改善され、希望が満たされると考えいる人がいますが、希望を全て満たす企業は存在しないと理解しましょう。

転職に期待感を寄せることはいいですが、企業はあなたの希望を満たすために採用するわけではありません。あなたが入社することで利益貢献することを目的に採用をおこなっています。

転職者のなかには、「会社が何もしてくれない」と嘆く人がいますが、企業は慈善事業で存在しているわけではないので、会社が何かを与えてくれるという考えは改めたほうがいいでしょう。

内定を取ると、もっと自分に合う会社があるのではと悩み、内定を辞退する人がいますが、ケチをつければいくらでも出てくるはずです。

内定を取ることが目的の応募者は、内定を取った時点で達成感を抱き熱意が失せてしまうのです。転職への不安もあり、内定を取ったが自分の希望を満たしていないと簡単に辞退するのであれば、最初から採用試験を受けるべきではありません。

最終面接まで行けば少なくとも応募企業の独自性や強みは理解しているはずです。応募企業のマイナス面はあっても、それ以上にプラス面が多いと考え応募しなければ、どの企業へ応募しても希望を満たす企業等ないといえるでしょう。

企業は社員が作り上げていくものです。自ら入社して改善をしていくくらいの意気込みが転職者には求められます。

人それぞれ志向や考え方は違います。企業を選ぶ選択もそれぞれの考え方があり誰も否定はできません。転職を考えるとき何を優先したいのか、自問自答してみましょう。

前職が休みも取れないほどハードワークだったので自分の時間を持ちたい、待遇面で満足できなかったので希望給与を満たしたい等、転職における優先事項を考えることで自分に合うきぎょうが見えてくるはずです。

転職で求めることを思いつくまま書き出してみましょう。仮に10項目書き出したら、10項目について優先順位の高い順番に並べ替えてみると、転職で譲れない内容と譲歩できる部分が見えてくるはずです。

うまくいかないとき、自分の希望を満たさない企業だと言い訳をして、現状から逃げ出すことを考える人もいます。優先事項が明確で、転職時の優先事項が満たされていれば、言い訳をするようなことはありません。

希望を持つことは悪くありませんが、全ての希望を叶える企業はないと理解し、優先事項と譲れる点を明確にして転職活動をおこなうことが大切です。

5、応募書類の書き方が間違っていると失敗する

3、応募書類の書き方が間違っている

応募書類の正しい書き方を理解していない状態で、転職活動を進めても、なかなか採用を得ることはできません。

例えば、志望動機1つにしても、企業ウケのよい志望動機を書く必要があります。つまり、「この人を採用することで当社に大きなメリットがある」と思わせるような志望動機を書くことが大切なのです。

しかし、何となく応募書類を書いてしまい、いつまで経っても採用を得ることのできない人は、相当数も存在します。

応募書類の作成って、とても時間がかかりますし、労力も必要としますからね。せっかく、素晴らしい条件の求人と巡り合えたとしても、応募書類の書き方が間違っているがゆえに、不採用となってしまうのは、とてももったいないことですよね。

例えば、転職活動についての本を読んでみたり、ネットで検索をしてみることで、「正しい応募書類の書き方」の情報を仕入れることができます。

もちろん、本やネットで、正しい応募書類の書き方を調べることは、とても面倒なものです。しかし、間違った応募書類を書き続けていては、いつまでも採用を得ることはできません。

いつまでも採用を得ることができないよりは、面倒ながらもきちんと知識を蓄えて、「採用される応募書類」を書き上げたほうが、効率的なのではないでしょうか。

また、転職エージェントを活用してみるのも、1つの手であるといえるでしょう。転職エージェントを活用すれば、応募書類の添削をしてもらえます。

つまり、転職エージェントを活用することで、より採用される応募書類に近付けることができるのです。

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6、リスクを認識しない転職は失敗する

6、リスクを認識しない転職は失敗する

転職をすればバラ色の人生が待っていると考えることは間違いです。転職にはリスクがあり、描いているとおりにはいかないケースも多いのです。

在職中であれば「なりたい自分」「なるべき自分」に向けて自社では実現できないのか、じっくり考えてみる必要があります。

求人広告は、求人企業へ応募者を集めるための媒体であり、悪いことは記載しません。優秀な人材が集まるよう各企業工夫をこらし、求職者の目に留まることを第一に考えています。

転職は新卒採用と異なり、入社後至れり尽くせりの受け入れはないものと理解したほうがいいでしょう。翌日から勤務に就いてもらう企業もあり、新卒新入社員のようにビジネスマナーから教えて研修に数ヶ月かけることはないのです。

転職では原則として、短期間で即戦力として活躍できる人材を求めています。前職の経験やスキルを活かして企業貢献できる人材を活用したいと考えています。

新卒で始めて入社する場合は、既存社員もなのもわからない新入社員として受け入れますが、転職者は社会人経験がある社員として捉えるので、どの程度の実力がある人材か既存社員は興味を持ちます。

既存社員にうまく溶け込み能力を評価されれば、実力を発揮できる仕事が用意されますが、人間関係に問題があり思うような仕事ができずに、再び転職をする人もいます。

あなたが今の会社に入社して社内、社外から信頼を得ようと努力をしてきた結果が現在のあなたであれば、転職先企業でも信頼関係を構築するまでにある程度の時間を要するでしょう。

日本企業では、実力主義だと表向き唱えていてもまだまだ年功序列で給与が決められ、退職金やボーナスも勤続年数で変動するケースが多いです。

実力だけでなく勤続年数が増えれば、年齢と共に給与も上がる仕組みになっています。現在の給与が純粋に能力、実績によるものではなく、長く勤続していることへの評価を加えたものだとすれば、転職先が同等の評価をしないこともあります。

ボーナスも在籍期間を考慮する企業が多いので、転職後すぐに現状と同額は期待できません。応募企業にもよりますが、年収が現状より一時的に下がる可能性も十分あることを認識しましょう。

このように、転職しても収入面や職務内容で期待できない可能性を理解しなければ、転職は失敗します。

現状の生活水準を落としたくないからと同等の待遇を求めても、条件面で折り合わなければ転職はいつまでたっても成立しません。入社後実力を評価されるまで時間を要するものと理解したうえで転職すべきか否かを検討する必要があるのです。

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7、面接の受け答えがきちんとできていないと失敗する

4、面接の受け答えがきちんとできていない

「応募書類の書き方が間違っていては採用を得るのは難しい」ということと同じように、やはり「面接の受け答えがきちんとできていなければ採用を得るのは難しい」と考えることができます。

面接の場合も、本やネットで知識を仕入れてから、挑むべきだといえるでしょう。また、面接の場合は、当日になると緊張してしまうものです。しかし、前日にきちんと練習をしていれば、緊張したとしても、何とか乗り越えることができるものですよ。

ぜひ、面接前日には、「想定される質問に対する答え」を準備しておき、きちんと口に出して練習をしておいてください。

もちろん、転職エージェントを活用すれば、面接の練習を受けることもできます。本物の人間を面接官に見立てた練習を行えば、より本番に近い環境で面接練習を受けることができるため、本番に備えることができるでしょう。

8、人間関係を構築できない転職は失敗する

8、人間関係を構築できない転職は失敗する

企業は、人と人との関わりで成り立っています。人付き合いがうまい人、下手な人様々ですが、転職では、少なからず人が好きでなければうまくいきません。

人が好きだという意味は、人付き合いがうまいという意味ではなく、相手のために尽くしたいという気持ちを指します。

転職で成功する要因として、周囲の人間とうまくやっていくことが前提になります。いくら実力があっても、自己中心的な一匹狼では成功しません。

人間関係を大切にする人の周りには協力者が多く集まります。協力者が多いことで仕事でも成果を上げることができます。

相手に尽くすことで、相手も協力しようと心から思うのです。人間関係がうまくいかない人は、自己中心的で自分本位の行動を取ることが多いです。好き勝手にやっていて、損得でしか人と付き合わない人に対して、協力しよう、応援しようとは思いません。

転職したいと考えるきっかけとして、人間関係がうまくいかないことをあげる人がいます。確かに人間関係がうまくいかない職場では、仕事の意欲も失せて、状況によっては、精神的に追い詰められて出社できなくなる人もいます。

悪くなってしまった人間関係を修復することは難しいですが、なぜうまくいかないのかぜひ考えてほしいと思います。転職すれば良好な人間関係を築ける保証などどこにもありません。

良好な人間関係を構築するためには、相手の立場や気持ちを理解し付き合うことが大切です。相手に共感をすれば、信頼関係が生まれます。

自社の人間関係を見直し、改める点があればすぐに改めてみましょう。仮にうまく修復できなくても転職先企業において糧となることは間違いありません。

人間関係は鏡だと考えてみましょう。あなたが相手に好感を持たなければ相手もあなたを好きにはなりません。転職における面接も同様で、嫌な面接官だと思えば、面接官もあなたを評価しないでしょう。

ビジネス社会では、自分の好き嫌いで付き合うわけにはいきません。苦手なタイプであっても共に仕事をしなければいけないケースも多いです。

人間関係を構築できない人は、相手の気持ちを汲み取れない人です。特に日本のビジネス社会では、人間関係の絆が強いです。長い付き合いがあり信頼のおける相手とはとことん付き合いますが、新規参入者が受け入れてもらうのは容易ではありません。

別の見方をすれば、転職で職務能力以上に、応募者のパーソナリティーを重視しています。組織の一員として早く溶け込み周囲から交換を持たれる人材であれば、短期間で貢献できると判断されるのです。

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9、人任せで受身の転職は失敗する

9、人任せで受身の転職は失敗する

私が転職相談を受けるなかで感じるのが、本人が強い意志で自ら「なりたい自分」「なるべき自分」を目指して行動する人はすぐに採用されますが、言われたことしかできない、あるいは言われたこともできない人は、なかなか採用されないということです。

自ら行動する人は、職務経歴書なども自分なりに作成し、アドバイスに従いすぐに修正をして完璧なものを作り上げます。

一方、受身の人は、やりたいことが明確でなく転職をして活躍する姿をイメージできないので、行動に熱意がありません。日常業務もそうですが、自ら問題点を改善していこうという姿勢がない人は、企業で必要ない人になってしまいます。

仕事ができる、できないは能動的に行動することがポイントになります。転職は自分の将来を決める重要な問題であり、自ら考え行動しなければ解決しません。

最近は、ハローワーク、転職エージェント、求人サイト等でも様々な転職支援をおこなっています。また失業者には雇用・能力開発機構等で職業訓練を実施しており、求職者に対しての環境は整いつつあります。

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しかし、求職者本人が何としてでも転職をしたいという気持ちにならなければ、支援や職業訓練を受けても転職はうまくいきません。

転職エージェントでは、エージェントから企業を紹介されて企業と面談をするのが一般的ですが、紹介されたから応募したというスタンスで、やりたいこと、貢献できることが明確でない人がいます。

企業は「なぜ当社なのか」「当社で何ができるか」という回答に注目します。受身の応募者は、入社したいという熱意に欠け、貢献したい内容も具体的ではありません。

「やらされている」「言われたから来た」というスタンスでは、採用担当者に好感は持たれません。転職エージェントや求人サイトで企業から送られてくるスカウトメールも転職活動では有効ですが、自ら自分に合う企業を検索して転職市場を把握することも必要です。

人任せの転職では、入社後も他人が決めた企業だからうまくいかないと言い訳をします。業績不振や倒産で転職する場合でも、受身の姿勢では転職は成功しません。

応募企業は、過去の転職理由ではなく、現在、そして将来への気持ちを見極めています。仕方がなく転職活動をしているという受身の姿勢では、採用されません。

誰かがやってくれる、言われたことをやっているという考え方を払拭し、自らの意志で行動することを意識しましょう。

指示待ちの仕事をしている人は、自ら積極的に仕事をおこなうように意識改革が必要です。

10、応募企業の下調べをしていないと失敗する

5、応募企業の下調べをしていない

「いい会社だと思って入社したら、ブラック企業だった」というような話は、意外なほどによく聞くものです。ただ、入社前の段階で、ブラック企業であることを確信するのは、なかなか難しいものですよね。

しかし、入社前の段階でも、下調べをすることで、ある程度はブラック企業であるかを見極めることができます。

ブラック企業であるかを、見極める方法としておすすめしたいのが、「求人票を調べること」「ネットで調べること」です。

まず、「求人票を調べること」について、説明いたします。ブラック企業の求人票である場合は、やはり「ブラック企業を臭わせる求人票」に仕上がっているものです。

例えば、「根性論が書かれている」「給与相場が他社と比べて明らかに高い」「退職金制度がない」という具合です。詳しくは、本やネットなどで「求人票でのブラック企業の見極め方」について調べてみてください。

「求人票でのブラック企業の見極め方」を把握しておくだけで、求人票を見た段階で、ある程度はブラック企業であるかを、見極めることができるはずです。

次に、「ネットで調べること」について、紹介いたします。会社名を入力して、検索をしてみてください。その会社が、ブラック企業でなければ、ネガティブな情報は出てこないはずです。

「ブラック企業 ○○←会社名」「評判 ○○←会社名」という具合に検索をしてみると、より詳細にブラック企業であるかを確認することができるはずです。

ただ、応募する会社が小規模の場合は、検索ではブラック企業であるかを見極めにくいものです。なぜなら、ブラック企業による被害者が少なければ少ないほど、ネットに流れる情報も少なくなるからです。

応募する会社が小規模の場合は、より求人票に細かく目を通して、ブラック企業であるかを見極めたいものです。

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11、安定を上場企業・有名企業に求める転職は失敗する

11、安定を上場企業・有名企業に求める転職は失敗する

転職で安定を求める気持ちは理解できます。特に現職や前職で、業績悪化による給与の遅配等を経験した人であれば、不安を抱かず長く勤務できる企業を選びたいと考えます。

転職における志向は様々なので、有名企業に入社したいという気持ちも間違いではありません。安定した上場企業、誰もが知っている有名企業に入社すれば、人生が変わると考えても不思議はありません。

しかし安定した上場企業、有名企業に転職したいという希望だけでは、転職はうまくいきません。

転職では即戦力として期待されるため、即戦力として希望企業でどのように貢献できるのか積極的にアピールできなければ、人材が豊富な大企業へ転職することはハードルが高いと理解しましょう。

転職者を求めるのは、自社の社員でまかなえない部分を外部の人間に求めるケースが多いです。社員数が多く人材に事欠かない企業であれば、相当な経験・スキルが求められることは理解できるでしょう。

ましてや求人募集をおこなえば相当数の応募者が殺到するというような企業であれば、応募者のなかから選ばれる難しさも予想できるはずです。

自社ではまかえない人材という切り口で考えれば、新規プロジェクトに経験者として採用されることはあります。求められるスキルや経験と合致することが前提ですが、大企業であっても経験者が不足している部門であれば、採用されるチャンスはあります。

安定や有名企業を希望する理由は何でしょうか。待遇面がよく業績がいい点が考えられますが、業績のいい企業であれば業績を維持するために社員が相当な努力をしていることが想像できます。

表面だけを見ていると、仕事が楽で休みも多く、さらに待遇もいいと感じるかもしれませんが、その状況を構築するために社員が汗水流している結果なのです。

いまは、上場企業や有名企業であっても倒産する時代です。業績悪化を防ぐために統合がおこなわれることもあります。

魅力ある上場企業であれば、外部から買収されることもあるでしょう。上場企業の社員だからといって今後も雇用や待遇が安定しているとは限らないのです。

仕事の面で上場企業でなければできない等、具体的な理由があるか考えてみましょう。聞こえがいい、自慢ができるといった理由であれば、採用されることは難しく、仮に採用されても仕事量の多さ、スキルの高さについていけないかもしれません。

選択肢として上場企業や有名企業を考えても構いませんが、転職で求めることを明確にしたうえで転職活動をおこなわなければ、転職は失敗に終わるでしょう。

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12、「いつかは転職」と考えると失敗する

12、「いつかは転職」と考えると失敗する

在職者のなかには「いつかは転職」と考えている人もいるでしょうが、「いつかは転職」では、いつまでたっても転職できないでしょう。

現職で面白くないことがあると、帰宅後求人サイトを見て「転職しようかな」と考えます。しかし求人募集広告を見ているだけでは何も改善されないし、転職はできません。

月日はあっという間に過ぎていきますが、「いつかは転職」と考えている人は、状況が多少好転すると転職については忘れてしまい、再び仕事がうまくいかないと「いつかは転職」と自分に言い聞かせてストレスを解消しています。

最近は精神的に病んで仕事が続けられなくなる人もいるので、ストレスが「いつかは転職」という気持ちで解消するのであれば、病気の予防として一時的には効果があるかもしれないが、特効薬としては効果があっても継続してストレスを解消できるものではありません。

「いつかは転職」と考えながら現職の仕事を続けても仕事が楽しくなるはずはありません。どうせ辞める企業だからと自分に言い聞かせて仕事をすることは、周囲の社員に対して思いやりの行動ができなくなり、次第に協力も得られなくなるでしょう。

転職は相当のエネルギーを要します。現職であれば周囲の人間にわからないように内密に行動し、すぐに採用されない場合は、自分の職務能力に疑問を抱くこともあります。

転職は片手間ではできないと認識するべきです。行き当たりばったりに現職の状況に応じて気持ちが揺れるようでは、考えることを先延ばしにして月日だけが経過していきます。

「いつかは転職」と考えている人には、自分に自信がありいつでも転職できると錯覚している人もいますが、いざ転職というとき思うような評価がされず戸惑ってしまいます。現職でも「いつかは転職」と投げやりな仕事をしてきたために、行き場所がなくなってしまうのです。

今やらなければいけないことを明確にしたうえで、時間を有効に活用することを認識し、「なりたい自分」「なるべき自分」について考えなければ、転職はいつまでたっても成功しません。

13、相談できる人が周りにいないと失敗する

6、相談できる人が周りにいない

普段から交友関係が広い人でも、転職活動になると、全く誰にも相談もしないという人が多いんですよね。

転職活動を進めるということは、未知の世界に足を踏み入れるということです。場合によっては、かなりの不安に襲われることにもなるでしょう。

そして、不安になってしまったときに、サポートとなるのが、周りの人への相談なのではないでしょうか。

もちろん、相談をしたところで、悩みが解決しないかもしれません。しかし、悩みを口に出して相談をすることで、不安が緩和されることは間違いありません。

つまり、相談をするということは、不安を緩和させながら転職活動を進めることにつながるのです。

ただ、同じ会社の人に相談をするのは、なかなか気が引けるものですよね。しかし、あなたの周りには、同じ会社の人以外にも、相談に応じてくれる人が、たくさんいるはずです。

昔からの友人・彼女・親など、信頼できる人を見つけたら、気軽に相談をしてみてください。たとえ、相談が愚痴のようになってしまっても、全く問題がありません。悩みを口に出して、不安を緩和させることが重要なのです。

また、近くに転職経験のある知人がいるのなら、より細かく相談をしてみてもいいですね。

自分が行っている転職活動を、常に経験している先輩なわけですから、とてもためになる話を聞けることでしょう。

成功体験や失敗体験、転職後の生活で気をつけるべきことなど、いろいろなことを聞いて、自分の転職活動に活かしてみてください。

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14、自分本位の転職は失敗する

14、自分本位の転職は失敗する

転職は求職者の意志でおこなうものですが、自分本位で転職を考えると失敗します。

採用する側つまり企業がなぜ転職者を受け入れるかという点を考え、企業に対してメリットを打ち出さなければ、転職は成功しません。

採用担当者は、応募者の職務能力と共に、企業の一員として組織に適応できる人材かどうかを見極めています。自分本位の人は、優秀な能力があっても採用を躊躇します。

自分本位かどうかは、志望動機や職務経験に表れます。志望動機は応募企業を志望する理由を述べるわけですが、キャリアアップしたい、高待遇といった応募者本人に関わる事情だけでは、採用担当者は納得しません。

志望動機に「応募企業で貢献したい」「応募企業のために役立ちたい」という企業に対してのメリットを打ち出す必要があります。

職務経験では、過去の実績を自慢げに語る人は自分本位の考え方とい受け取られて好感を持たれません。過去の実績や評価を応募企業でどのように生かせるかまで語り、面接官が活躍する姿をイメージできなければ、素晴らしい実績もただの自慢で終わってしまいます。

自分本位で他人に思いやりの持てない人は、聴く耳を持たない人が多いです。面接では回答だけでなく面接官の言葉を理解し共感しているかをチェックしています。

聴く耳を持たない人は、自分のことだけを話して相手の発言を聞こうとしません。自分本位の考え方では転職者として入社しても既存社員と人間関係を構築できません。

自分本位の考え方では、社員だけでなく社外の人間とも良好な人間関係が構築できないと判断され、採用されることが難しくなります。

積極的な姿勢と自分本位の考え方は全く違います。積極的な姿勢は、自分だけでなく相手のための行動ですが、自分本位の行動は、自分のメリットしか考えていないのです。誰でも自分が可愛いものです。だからこそ、意識的にでも相手を思いやる気持ちが求められます。

15、内定を取ることが目的の転職は失敗する

15、内定を取ることが目的の転職は失敗する

転職活動が長引いたり、不採用が続くと、希望する道が途絶えたと落胆し、その後の転職活動が、とにかく内定を取ることを目指すものになりがちです。

数社不採用になると、応募動機を考えず、行き当たりばったりの転職活動をおこない、マニュアルの暗記し回答してしまいます。

確かに内定を取らなければ目的は達成できないかもしれませんが、内定を取ることだけが目的になると、採用担当者の言葉を全て鵜呑みにして、不安や不信感も封印して転職活動をおこなうことになります。

晴れて内定が取れると、目的を達成した錯覚に陥り、企業で活躍できるかどうかなど考えず、内定承諾書に印鑑を押すでしょう。キャリアプランやキャリアゴールを考えず、とにかく収入源を作りたいと焦って行動してしまうのです。

その結果、入社してしばらくたつと「自分のやりたいことではない」「労働条件が厳しい」と嘆き、転職を再び考えて求人募集をチェックすることになります。

企業を選ばず、仕事に妥協すれば、内定を取ることはそれほど難しいことではありません。求人サイトやハローワークでおこなっている就職支援サービスを利用すれば、見栄えのする職務経歴書が作成でき、面接の回答テクニックも教えてもらえます。

しかしテクニックだけで内定を取れても、目指す方向と違う妥協した転職であれば、満足感を得られず時間だけが経過してしまいます。

入社したい企業に不採用になることもあるでしょう。しかし、不採用になっても諦めてはいけません。キャリアゴーズを目指す道はひとつではないはずです。

納得のいく転職をするためには、内定を取ることが目的ではなく、内定後に思うような仕事ができることを目的にしなければいけません。

どこでもいから内定を取りたいという気持ちは、転職活動の原動力になっても、とにかく楽になりたい、安心したいというものでしかありません。転職を簡単に妥協しないようにしてください。

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16、青い鳥を追いかける転職は失敗する

16、青い鳥を追いかける転職は失敗する

転職に理想を求めることは間違いではありませんが、「いつか自分に合う企業と巡り合える」「待っていればチャンスは訪れる」と考えていても、転職は成功しません。

企業にはそれぞれ一長一短があり、パラダイスのような企業は存在しないからです。自分に合う会社といつか巡り合えると考えている人のなかには、どのような企業が理想的なのか明確でない人も多くいます。

企業は社員が作り上げていくものなので、自分が求める理想に近い企業を選択し、理想に向かって頑張る気持ちがなければ、いつまでたっても転職先企業は見つかりません。

転職に高い理想を持っている人は、企業が何かを与えてくれる、待っていればいいことがあると根拠のない理由を掲げます。

企業に多くのことを期待しても入社後の失望感が強くなるだけです。あなたの全ての希望を満たす企業は存在しません。人間関係と同様、相手に完璧を求めても、完璧な企業など存在しないのです。

それぞれいいところがあり、逆に欠点もあります。転職では高い理想を企業に求めすぎるのを止めて、自分自身の成長やキャリアアップに理想を求めるべきです。

企業ではなくあなた自身が、企業の中で成長していくことが理想に近づくということなのです。

17、自己分析できていない転職は失敗する

17、自己分析できていない転職は失敗する

自分の性格と共に、職務上の強み、弱みを理解していない人は、転職で失敗する可能性が高いです。

転職では、応募者が自社でどのような貢献をしてくれるか、強みだけではなく弱みについてもチェックします。自己分析ができていない応募者は、自己PRが漠然とした内容で、面接官にインパクトを与えることができません。

自己分析ができていない人は、転職しても仕事に新年がなく転職目的が明確でないため、転職先で嫌なことがあるとすぐに辞めたいと考えてしまいます。

興味があり価値を感じる仕事を続けていくことが理想ですが、自己分析ができていないと興味や価値を感じる仕事そのものが何か把握できません。

全てを満たす仕事はなくても、より理想に近い仕事は見つけることができます。転職に限らず、自分の強み、弱みを理解した上で仕事を考えてみましょう。

弱みは誰にでもありますが、弱みを把握していれば、弱みを克服する努力もできます。行き当たりばったりの転職活動ではなく、自分の性格、適性を理解しながら企業選択をおこない、採用試験ではインパクトのある自己PRをおこないましょう。

そのためには自分自身を見つめる時間を作ることが大切です。

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18、求人難だから有利と考えている人は、転職で失敗する

18、求人難だから有利と考えている人は、転職で失敗する

「求人難の時代だから、もっと待てば企業に入りやすくなるのでは?」と考えている人がいますが、このような考え方では、満足のいく転職は難しいでしょう。株のように待てば上がるという期待は、転職では禁物なのです。

確かに団塊世代がリタイアしていく中で、大手でさえ採用目標を充足できていない企業もありますが、求人難だからといって、入社後の業務が変わるわけではありません。企業も人が採れないからといって、誰でも構わないという採用はおこないません。

転職フェアには多くの企業が参加し、求人件数も増えていますが、仮に採用基準が甘くなり入社できたとしても、企業で必要とされる人材になれなければ、再び転職を繰り返すことになるでしょう。

求人難だから入社しやすいと考えている人の多くが、やりたいこと、できることを把握せず、転職活動がうまくいっていません。転職状況を分析する前に、自分自身について分析する必要があるのです。

転職は内定を取ることが目的ではなく、応募企業で活躍できるかがポイントになります。何とか入社できても周囲の優秀な人材と対等に仕事ができなければ、満足感どころか悲壮感を抱いてしまうでしょう。

転職を甘く考えたら、必ず失敗します。現在の環境を捨てて、新天地で活躍する場を求めるということは、ウリと強みを武器にして、勝負をかけることなのです。

入社しやすい、しにくいといった問題ではなく、あなたが、応募企業で活躍できるかどうかという点が問題になるのです。

企業との出会いは、タイミングが重要になります。求人難、求職難を問わず、あなた自身が「ここだ」と思う企業があれば、積極的にチャレンジしましょう。

転職では、興味を持った企業の採用が1週間前に終了していることもあります。常に情報のアンテナを張って、あなたの気持ちが動いたのならば躊躇せずに行動しましょう。

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19、転職エージェントを活用しないと失敗する

7、転職エージェントを活用しない

転職エージェントを、どこか敷居の高いものだと考えていませんか。例えば、「転職エージェント」という言葉は聞いたことあるものの、「自分とは無関係である」と思ってしまうという具合です。

転職エージェントは、転職をしようと考えている人が、より効率よく転職活動を進めるためのサービスです。いわば、「転職エージェントは、転職をする人全てが、活用することのできるサービスである」ともいえます。

転職エージェントを活用することで、ときには求人を紹介してもらうこともあります。特に、転職エージェントから紹介された非公開求人に応募をすれば、競争率が低いなかで、選考を受けることができます。

また、応募書類添削や面接練習、退職手続きの方法なども教えてくれるため、さまざまな角度から、有益なサービスを受けることができますよ。

転職エージェントは無料で利用することができますし、簡単に登録をすることもできます。もちろん、多くの転職エージェントは、ネットからも登録をすることができますので、気軽に登録をしてもらいたいものです。

また、転職エージェントは、「初めて転職する人」「新卒後すぐに転職する人」のような状況の人を、採用へと結び付けた実績が多くあります。

ぜひ、転職エージェントという転職のプロを味方につけて、幸せな転職を実現させてください。

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20、空気を読めない人は、転職で失敗する

20、空気を読めない人は、転職で失敗する

転職だけに限りませんが、場の空気を読めない人はうまくいきません。特に転職者は、外部の人間として既存社員に仲間入りをします。

実務能力を見極めるだけでなく、どのような性格か、仲間として一緒にやっていける人かをチェックされます。転職者が場の空気を読めず、余計な一言を言う、突飛な行動をすると、前職では周囲の人から仕方がないと思われていても、転職先では許されないかもしれません。

場の空気を読めないタイプとして、知ったかぶりで話をしすぎる人がいます。相手が会話を望んでいないときも、思いつきで強引に話をするので、相手とうまくコミュニケーションが取れません。周囲に溶け込みたい気持ちから、会話に割って入る人もしらけたムードになり、場を壊してしまいます。

会話のなかで、突然話題に関係ないことをいきなり言う人も、場の空気が読めない人です。決まりかけている商談中に、急に天気や趣味の話をされれば、クロージングをかけている担当者は、同席してほしくないと考えます。

場の空気を読むためには、相手の話をよく聞くことが大切です。会話は、あなたの思うことを言えば終わるわけではなく、言葉のキャッチボールをおこなうことで成り立ちます。

相手が何を言いたいか、どのような話題について話をしているか、じっくり聞いたうえで、言葉をはさむようにしましょう。自信がなkれば、最初は相手の話を聞くことだけに集中してもいいのです。

場の空気を読めるようになると、人間関係がうまくいき信頼関係も構築できます。

無理をして溶け込む必要はありませんが、普段挨拶をしない、食事をひとりで食べている人は、あなたから声をかけてみると、人間関係は少しずつ好転していくはずです。

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21、前職をふっきれない転職は失敗する

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転職で失敗する人は、転職後も前職と比較をして仕事をする人です。

前職の経験が長く、初めて転職する人は、採用試験では転職回数が少なく評価が高いですが、実際に入社すると、前職と比較して転職先企業の欠点が気になり始めます。

転職者は、入社当初は外部の人間が来たと既存社員に受け取られることで人間関係がうまくいかないこともあり、仕事の進め方もそれぞれの企業で異なるため、思うように仕事が進まずストレスが溜まります。

長く勤めた企業であれば愚痴をこぼす相手もいるでしょうが、入社早々では、信頼できる社員もいません。仕事は、ストレスや不信感を抱きながらおこなっていてもうまくはいきません。

仕事がうまく進まないことや環境が変わったことからくるストレスで、「転職を早まったのでは」「転職を失敗したのでは」と考える転職者もいます。

転職当初は環境の変化からストレスが溜まることを、あらかじめ覚悟して入社すべきなのです。

そして転職者は年齢に関係なく、転職先企業では新入社員であることを自覚しなければいけません。前職で管理職としてコピーなど取ったことがない人も、転職先ではコピーを取らなければならない環境かもしれません。

前職より転職先企業が優れている場合は、前職をふっきれないことはありませんが、何もわからないなかで転職をすると、全体像が見えないこともあり、前職がよかったと後悔する可能性があるのです。

転職をしたら、前職の思い出を切り離して、新たな気持ちで新入社員として一日も早く溶け込む必要があります。

転職後3ヶ月以内に離職してしまう人も多いですが、彼らは希望を胸に秘めて転職しても、うまく馴染めず再び転職を決断する結果になったのです。

長く勤務してきた人が初めて転職をして馴染めないと、その後短期間で転職を繰り返す傾向があります。10年以上前職で勤務していても、数ヶ月で転職を繰り返し、数年後には定着しない人材として受け取られてしまいます。

転職先企業に過度な期待をしてはいけません。転職で成功する人は、現実をしっかりと把握しています。自分の置かれている立場、周囲の状況を的確に判断し、新しい環境でやるべきことを考え、実践できる人なのです。

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22、積極的に行動することができないと失敗する

8、積極的に行動することができない

「転職をしたいな」と何となく思いつつも、なかなか具体的な行動に移せない人も多いのではないでしょうか。このような場合、もやもやして心がスッキリとしないものです。

せっかく、「転職をしたいな」という気持ちになれたのですから、「今できること」を見つけて、積極的に行動をしてみてください。

例えば、「どんな求人があるんだろう」と、求人票を眺めてみるだけでもいいでしょう。求人票を眺めてみたら、次に思い浮かぶ「今できること」を積極的に行う… このようなことを繰り返すことが大切です。

もちろん、「今できること」を繰り返すなかで、「やっぱり転職はいいや」と思うかもしれません。しかし、それはそれで構わないのです。

大切なことは、「今できること」を積極的に行うことです。具体的な行動に移せないまま、心がスッキリとしないことが問題なのです。

仮に、「やっぱり転職はいいや」と諦めてしまっても、心はスッキリとするはずです。また、転職を諦めることで、新たな道が開けてくるものです。

ぜひ、「今できること」があるのであれば、先延ばしにせず、積極的に行動をしてみてください。

さいごに

さいごに

いかがでしたか?ここまで「転職に失敗する人の特徴」を紹介してきました。あなたがこれらの特徴をしっかりと理解したうえで転職活動をおこなえば、転職での失敗を避けることができるでしょう。

転職活動をするときは、「自分が会社に何を求めているのか」「自分が仕事に何を求めているのか」をはっきりさせることが重要です。

自分の希望がはっきりとしたら、さっそく転職の準備に入りましょう。年齢が上がればそれだけ転職の幅が狭くなってしまいますから、もたもたしている暇はありません。

時間は待ってくれないのです。転職すると決意したら、スピーディーに行動することが大事です。

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自分の希望が明確になったら、転職エージェントに相談することをおすすめします。

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杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

杉田陸のアバター 杉田陸 キャリアクラス編集者

宮崎県宮崎市生まれ。福岡大学経済学部を卒業。新卒でVC工業株式会社に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。現在はキャリアクラスのディレクターとして、キャリアに関するニュースでの情報収集や転職成功者へのインタビューを行い、キャリアや転職への知見を増やしている。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。プロティアン・キャリア協会が行うプロティアン検定資格を取得(証明バッジ)。
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