中途採用では、社会的常識やマナーが身についていることが、採用の大前提条件です。
面接の質問にどんなに立派に答えられても、面接官が不快感を覚えるような服装、態度、言葉遣いをしていては、採用されることは難しいでしょう。
怖いのは、「油断」と「習慣」です。何年か社会人をやっていると、ふとした瞬間に、つい普段の癖が出てしまいます。
自分は大丈夫だと思っている人ほど、面接会場でとんだマナー違反をしてしまうものです。初心にかえって、マナーをチェックしておくことが大切なのです。
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今回の記事では、「面接官に好印象を与える服装・言葉遣い・態度」と、「面接で嫌われないためのチェックポイント」を詳しく解説します。
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面接官に好印象を与える服装・言葉遣い・態度とは?
①身だしなみ
服装は、学生のようなリクルートスーツとまではいかなくても、ビジネスライクでフォーマルなものが最適です。カジュアルウェアや派手すぎる服装は、いまの職場では許されているとしても、面接では避けるべきでしょう。
清潔感を大事にしましょう。ボサボサの髪、無精ひげはそれだけで採用担当者にマイナスの印象を与えてしまいます。
女性はとくに派手すぎるヘアスタイル・化粧にならないように注意しましょう。ネクタイの選び方やアクセサリーなど、ちょっとしたところで自分らしさを表現できると、なお良いです。
②時間は絶対厳守
面接会場へは遅くとも10分前には入っていたいものです。もちろん遅刻は厳禁です。もしやむを得ない理由で遅れる場合は、早めに連絡を入れます。たとえ数分の遅刻でも必ず連絡しましょう。
面接にいくことができなくなってしまったときにも連絡するのがマナーです。
③面接会場での態度
受付の人をはじめ、面接会場で会った社員にはすべてあいさつするくらいの気持ちで臨みましょう。社員のひと言が、採用の決定を左右してしまうことが実際にあるからです。
特に、いまの会社で高い地位にいる人ほど気をつけましょう。当然、面接室へ入るときのドアの開け閉め、最初のあいさつ、お辞儀の仕方などもさりげなくですが、チェックされています。
面接を受けているときには、落ち着いた態度をこころがけましょう。面接官は複数いるかもしれませんが、キョロキョロせずに質問をした面接官の目を見て答えるようにします。
緊張のあまり質問をよく聞かずに答えてしまう人がいますが、これは大きなマイナスになります。まずは質問をよく聞いて、質問の意図を考えながら答えることが大事です。
面接官に届く大きさの声で、はっきりと話すようにしましょう。
面接で嫌われるタイプとは
いつまでも転職先が決まらない人は、面接官に嫌われてしまうタイプである可能性があります。
「書類審査は通るのに、どうしていつも面接で落とされてしまうんだろう」と頭を悩ませている人は、以下に当てはまることがないかを自問自答してみましょう。
もちろん、初めて転職する人も、事前に確認しておくと良いでしょう。
①自意識過剰なタイプ
キャリアをアピールするのは当然ですが、自慢げになる必要はありません。内容もさることながら、ちょっとした一言や、しぐさ、表情が自慢げに見えることも嫌われる要因になります。
②積極性がないタイプ
自意識過剰とは正反対で、自信のなさから自分のキャリアや考え方を主張できない人です。何社も応募しているのに不採用が続いている人に多いタイプです。
③横柄なタイプ
面接を受ける側だというのに、脚を組んだり、腕を組んだり、やたらと態度が大きい人です。前職での肩書きが高かった人ほど、こういった態度をとりがちです。
④具体的な話ができないタイプ
長々と話しているうちに論旨がズレて、「結局何が言いたいの?」と聞かれてしまう人です。論理的に話すようにこころがけましょう。
⑤なれなれしいタイプ
営業職の人などに多く、やけに場慣れしています。いくら面接官が打ち解けてくれたとしても、友達言葉などは絶対にNGです。
⑥若さがないタイプ
実際の年齢が若くなくても、新しい環境の中に飛び込むからには若々しい元気さ、積極性が必要です。また、年齢が若いのに印象が暗い人もこのタイプです。
面接官を惹きつける態度・会話術
面接はキャリアや実績だけを問われるのではありません。一緒に働きたい人物かどうかを判断されている場でもあります。
では、どうすれば、面接官に「この人と仕事がしたい」と好印象を与えることができるのでしょうか?
面接官に好かれる態度のコツ
①相手を好きになる
対人関係は鏡のようなものです。面接官に好かれるためには、まず自分から好意を持って接することが大切です。例えば、相手を単なる面接官としてではなく、「この会社に入れるチャンスを与えてくれた人」だと思ってみましょう。
こうすることで、自然と相手にも好意が湧いてくるはずです。
②自分自身を素直に出す
面接は、自分の知識を見せびらかす場ではありません。相手の話でわからないことがあれば、素直に尋ねても構いません。
知ったかぶりで外面をとりつくろっても、結局面接官には見抜かれてしまいます。外面を飾らず、等身大の自分をアピールするほうが、好印象を与えられるはずです。
③聞き上手になる
相手の目を見ながら、真剣に話を聞くことはコミュニケーションの基本です。適度な相槌やうなずきを入れながら、話のポイントでは「はい、よくわかります」などの返事も忘れないようにしましょう。
相手の話の途中で言葉を挟むなどは論外です。
④アイ・コンタクトをとる
しっかりとした視線は、強い意欲を相手に伝えるものです。うつむいたりキョロキョロしたりせずに、相手の目を中心に顔全体を見るつもりで応対しましょう。
また、複数の面接官がいる場合には、話し手を中心に、全員に目線を配るようこころがけましょう。
面接官に好印象を与える会話術
①自分の言葉で話す
マニュアル本から借りてきたような言葉には、面接官も食傷気味です。本に載っている回答例はあくまで参考にすべきものであって、そのまま流用したのでは、相手に見抜かれてしまいます。
言葉巧みである必要はありません。付け焼刃ではない、普段から使い慣れた自分の言葉で入社への熱意をアピールしたいものです。
②回答はコンパクトに
シンプルな受け答えはスマートな印象を与えます。質問には要点を簡潔にまとめて短時間で答えるようにこころがけましょう。
ただし、無愛想な印象を与えないよう、自分が受けた印象や意見など、多少のプラスアルファを加えて話すことも大事です。
③結論から先に答える
面接官からの質問に、まずは「はい、○○です」「それは、○○だと思います。なぜなら~」というように、結論を先に言いましょう。
理由付けはその後で的確かつ簡潔に補足します。結論がなかなか出なかったり、ピントのずれた論旨をダラダラ続けたりすることは、面接官の最も嫌うパターンです。
④熱意を持って言い切る
熱意や自信を伝えるためには、「もちろん○○です」「絶対に大丈夫です」という具合に、断定口調で言い切る場面も必要です。
もちろん傲慢さを感じさせないようにすることが大切です。「はい、大丈夫です。前職では○○をやり遂げた経験もあります」と、回答を裏付ける根拠を付け加えることも忘れないようにしましょう。
⑤インパクトを与える
「○○でトップの成績をあげました」など、大きな実績や成功談で面接官にインパクトを与えることで、相手の興味を惹きつけましょう。
もちろん大失敗の話も同じ効果をもちます。ただし、失敗談の場合には、どうやって乗り越えたのかというフォローがポイントとなります。
⑥実物で目に訴える
目で見たものには、言葉の及ばない強烈なインパクトがあります。カタログや写真、賞状など、キャリアや実績を示す実物を「これがその時に私が○○した製品です」などと、面接官に提示することができれば、言葉だけよりも説得力はさらに高まるはずです。
大掛かりなものを提示する場合には、ひと言了解を得てから披露するようにしましょう。
さいごに
面接は、転職の成功を左右する大事な場面です。今回の記事を参考に、面接官に嫌われない態度をこころがけ、転職を成功させましょう。
とはいうものの、転職活動を、自分自身で全ておこなうことは、なかなか大変なことです。
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