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【体験談】転職活動で妥協すると失敗する理由と後悔しない転職をする方法

転職活動で妥協はNG!妥協転職がよくない理由と後悔しない転職をする方法

誰でも自分の希望どおりの会社に転職したいし、転職したことを後悔なんてしたくないものです。

しかし、実際には転職後に後悔しているという人が、予想以上に多くいます。

転職活動で何十社受けても内定をもらえなかったり、失業保険の期限が迫っている、退職してから何ヶ月もの空白期間が出来てしまった、などという追い詰められた状態になると、簡単に内定が出るブラックな業種や興味はないが内定を出してくれた会社に妥協して決めるという人は結構います。

「もうこの会社でいいや!」というような妥協して入社した会社は後悔することが多く、またすぐに辞めてしまうという結果につながり、今後の転職活動にも汚点を残すことになるのです。

例えば、経理職に就くために簿記二級を勉強して取得したのに、外食産業の店長や警備員などに転職してしまうと、その後に経理職に転職しようと思っても経歴に矛盾が生まれ、整合性がとれないため転職が難しいものになってしまいます。

そもそも、妥協して転職した業界や職種では、やる気も起きず、長続きしない傾向にあります。また、何度も転職を繰り返すジョブホッパーに陥ってしまう可能性さえあるのです。

今回は、私の妥協転職の失敗談もふくめ、妥協した転職が良くない理由と後悔しない転職をする方法をくわしく解説します。

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転職の目的は、満足する会社へ転職すること

転職の目的は、満足する会社へ転職すること

あなたが転職するのは、今の会社に不満があるからでしょう。もしあなたが今、転職活動で妥協しかけているのであれば、思い出して欲しいことがあります。

それは、転職する目的は内定をもらうことではなく、あなたが満足する会社へ転職することだということです。あなたの希望に合致した条件の会社に転職することが、転職の成功だと言えるのではないでしょうか。

転職活動が長引いたり、なかなか内定が出ないと、ただ転職することそのものを追いかけてしまいがちです。しかし、それでは「自分の希望に合致した条件の会社に転職する」という転職の目的から外れてしまいます。

転職するということは、内定をもらうことだけが目的なのではなく、あなたの希望する仕事をするための手段であり、あなたが満足できる仕事に就くための方法なのだということを忘れないでください。

妥協して転職をしてしまう原因は?

妥協転職をしてしまう原因は?

妥協して転職してしまう原因は、2つです。ひとつは、「転職活動が長引くにつれて、心も体も疲れてしまうから」。もうひとつは、「経済的な事情で、転職先を早く見つけないと困るから」です。

一つ目の理由は、「もうどこでもいいから転職活動を終わらせたい」という心理状態からくることが多いです。

というのも、転職活動は、体力的にも精神的にも大きなエネルギーを使います。なかなか内定が出ないと、気持ちが焦って袋小路に嵌ってしまった気持ちになってしまいます。

また、無職であることに対する世間の目や周りからのプレッシャーで、やっとの思いで内定が出ると「ここでいいや」と妥協して入社を決めてしまうのです。

二つ目の理由は、「お金」の問題です。転職活動にはお金がかかります。面接に行くための交通費や証明写真、また私服勤務だった方はスーツを買うお金も必要になるでしょう。

在職中の転職活動であれば経済的な問題はあまりないでしょうが、退職してから転職活動をしている場合は、活動が長引けば長引くほど経済的に苦しくなっていきます。

失業保険をもらっていれば、もらえなくなるタイムリミットもじりじり迫ってきます。「早く働かないと…」そんな心理状態の中で内定が出ればよく考えもせず藁をもすがる思いで転職してしまうというのも仕方がないように思えます。

しかし、転職の目的はどこでもいいから転職することではなく、自分のキャリアや将来性に合致した職種に就職することです。

転職は、人生において転機となるはずのものですが、このような形で妥協した転職をしてしまうと「後悔」の2文字が口を開けて待っていることになるかもしれません。

転職で妥協して後悔した私の体験談

妥協して転職、後悔した私の体験談

転職活動で何社受けても内定が出なかったり、失業保険の期間が切れそうになると、とても焦ってしまいます。そして、最初に内定が出た会社に「あまり行きたいと思わないけど、ここでいいや」と妥協して転職してしまいます。

私もこれまでに「ここでいいや」と妥協して転職したことがあります。その結果、どうなったのか…ここからは、妥協して転職した私の失敗談をお伝えします。

Webプログラマーに転職。サービス残業でボロボロに……。

私は最初の会社を退職した後、これからはITの時代だ…!と感じ、製造業の正社員からWebプログラマーへの転職を目標にしていました。

社会人のためのプログラミングスクールに半年通い、プログラミングの基礎知識を覚えました。半年間の間に、なんとかITパスポートと基本情報技術者の資格も取得することができました。

しかし、しょせんは素人に毛が生えたレベル…、スクールが終わってからも仕事は一向に決まらず、失業保険も切れて貯金を切り崩しながらWebプログラマーへの転職活動を続けていたのです。

貯金がつきかけて「これはマズい」と感じていたころ、ハローワークで初心者OKとして求人を出していた、主に「歯医者のWebサイト制作」をしているという従業員20人ほどのベンチャー企業への内定をもらいました。

しかし、その企業は面接での採用担当者の態度や社内の雰囲気が良くなかったため「あまり行きたくない」と感じていた会社でした。「でも、貯金ももうないし…ここでいいや」と私は妥協して就職を決めてしまったのです。

その会社は、歯医者のWebサイトを専門に作っているはずでした…表向きは…。ところがどっこい、入社してみるとゴリゴリのアダルトサイトを作っている会社で、さらに超絶ブラックな環境。

私は来る日も来る日も泊り込みで働き、残業は月120時間は越えていました。それなのに、残業代はゼロ…!

上司はサイコパスで私のことを怒鳴り続け、もう何がなんだか分からなくなり、入社1年もたたずに退職。最後の3ヶ月は、激務すぎて無表情になり、ご飯の味も分からないといった状態になっていました。

もう思い出したくもありませんが、辞めたあともしばらくは働けない状態が続きました。うつ病の一歩手前だったのかもしれません。

今から思うと、面接や社内の雰囲気で危険な香りを察知していたはずなのに、経済的なことが理由で妥協してしまったのがいけなかったと思います。

在職中に転職活動をする、もしくは実家に帰るなり、友人の家にお世話になるなどして妥協せずにじっくりと転職先を探せば良かったと後悔しています。

「早く転職活動を終わらせたい」という気持ちが失敗につながる

転職活動でなかなか内定が出ないと、精神的にも追い込まれていきます。

「転職活動に疲れた…もう面接したくない…」
「このままでは、生活費が足りなくなってしまう…」
「ヤバい…失業保険が来月で終わってしまう」
「何社受けても全然決まらない…もうダメだ」

このような気持ちから、最初に内定が出た会社に妥協して転職してしまうのです。

なかなか仕事が決まらない…そんなときの不安や焦りはとても大きなものです。失業保険が終わる…生活費が足りない…じりじりと追い詰められていくような恐怖が私にはありました。

しかし、このような心理状態で妥協転職をすると、高い確率で「後悔」が待っているでしょう。

◆内定を焦らないためのポイント
  • お金が無い場合は短期アルバイトをしながら転職活動を続ける
  • 転職が決まらず空白期間が伸びても慌てない
  • 転職エージェントや友人などに相談する
  • 少しでも納得がいかないなら、応募しない、もしくは内定が出ても蹴る

転職で失敗しないための4つのコツ

妥協して転職しないための2つのコツ

妥協して転職してしまうことの一因に、「妥協して転職しないための判断基準がない」ということがあります。転職先を決める明確な判断軸がれば、「ここでいいや」と安易に妥協して転職してしまうことを防ぐことができます。

ここからは転職で失敗しないための4つの判断軸をご紹介します。

絶対に妥協したくない条件を決める

まずあなたが設定するべきは、「絶対に妥協したくない条件」です。ここを妥協しないようにすることで、ブレずに転職活動を進めることができます。

転職活動であなたが叶えたいことは何ですか?前職を転職した理由をもとに考えてみてもよいでしょう。絶対に妥協したくない条件は、例えば以下のようなことです。

絶対に妥協したくない条件
  • 年収は350万円以上(前職でもらっていた額/現在の生活を維持するための必要最低額)
  • 自宅から1時間(60分)以内で通える距離(前職は通勤に1時間半かかっていた)
  • 転勤なし(前職が転勤が多いために退職した)

受け入れてもよい条件を決める

現実的な話をすると、100%あなたの理想に合致した企業はありません。ですから、ここまでなら受け入れられるという条件を設定し、優先順位をはっきりとさせておくことが大事です。

この線引きをしておくことで、複数の企業から内定をもらった際に、どちらを選ぶかの判断基準になります。受け入れてもよい条件は、例えば以下のようなことです。

受け入れてもよい条件
  • 前職と同じ業種(新しくスキルを身につける時間はとれなさそう)
  • マネジメント職(できればやってみたい)
  • 残業が月40時間以内(残業は気にしていないが少なければ嬉しい)

内定承諾前に立ち止まる

転職活動が長期化したり、経済的に苦しいときに内定が出ると、内定を出してくれた企業が救いの手を伸ばしてくれたかのように錯覚してしまいがちです。

つい嬉しくてすぐさま飛びついてしまいそうになりますが、ここで一旦立ち止まりましょう。①と②の条件に合致しているか、改めて確認してください。

不安要素の方が大きいなら、妥協して決めることはおすすめしません。もう一度満足する会社を探しましょう。

在職中に転職活動を行う

妥協して転職してしまう原因の一つに、「お金」の問題があります。

経済的に苦しい状態だと、「どこでもいいからとにかく働かせてくれ」といった心理状態になり、簡単に入れるような会社に妥協して転職してしまいがち。

しかし、簡単に入れる会社というのは、人手不足(すぐに人が辞めてしまう)のため簡単に入社できるのであり、高い確率でブラック企業が多く、入社したあとに後悔している人が多いのです。

この「お金」の問題を解決する方法が、今の会社に在職中に転職活動をおこなうことです。毎月決まった給料が振込まれるという安定基盤のもとに、妥協なしの転職先を探します。

仕事を辞めなければ収入が途絶えることはありません。ですから、たとえ転職活動が長期化しても焦らずに活動を続けられるでしょう。自分の希望の企業に入社できるまで諦めずに根気強く続けることが大切です。

万が一、退職してから転職活動をするという場合は、半年間は生活できるだけの貯金は確保しておくこと。失業保険もありますが、これだけを頼りにするのは危険です。

求人探しは転職エージェントを利用する

転職エージェント

妥協して転職すると、転職後に必ず後悔することになります。

「前職を辞めるんじゃなかった」
「もっと転職活動を続けて妥協せずに会社を選べば良かった」

今も、このように後悔している人が多くいます。妥協しない転職が、難しいということは確かです。しかし、難しいからといってすぐに諦めてしまっては、あなたの可能性を潰してしまうことになってしまいます。

転職活動をひとりでおこなうことに少しでも不安を感じるのであれば、転職エージェントを利用することをおすすめします。

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杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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