博報堂やリクルートといった、誰もが一度は聞いたことがある超大手企業に就職するのは、有名大学卒業者や新卒者限定というイメージがあります。
しかし最近では、第二新卒も積極的に採用する超大手企業が増えています。社会人経験があり、基本的なマナーや実績を有する第二新卒は、超大手企業にとって欲しい人材だと考えられているのです。
しかし超大手企業への転職は、ライバルたちも粒ぞろいで競争率が高いです。前職での実績などを上手にアピールし、自分を積極的に売り込んでいく必要があります。
本記事では、第二新卒の採用実績がある超大手企業の例から、第二新卒者が超大手企業に転職するための方法を3つご説明します。
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目次
第二新卒の採用実績がある超大手企業
超大手企業とは、どのような企業を指すのでしょうか。その前によく混同されやすい大企業と大手企業の違いからお話しましょう。両者には明確な定義は存在しないものの、一般的なとらえ方にはズレがありますので注意してください。
まず大企業とは、従業員数や資本金を豊富に有する、規模感の大きい企業のことをいいます。もちろんこうした企業を大手企業と呼ぶ場合もありますが、大手企業は規模の大きさだけでなく、業界内外における知名度も判断材料になります。
したがって超大手企業とは、潤沢な従業員数や資本金を有し、かつ日本でもトップクラスの知名度を誇る企業といえるでしょう。ひと昔前であれば、財閥などとも呼ばれていた超大手企業もあります。
知名度が高く、羨望の的である超大手企業の中でも、第二新卒の採用実績がある企業を3社紹介します。
博報堂|海外からも評価の高い、日本の広告業界を牽引する会社
第二新卒の採用実績がある超大手企業の一社目は「博報堂」です。
博報堂は1895年(明治28年)10月6日に創業した、東京都赤坂に本社を置く広告代理店です。広告業界では2位を誇る博報堂は、電通とともに日本の広告界をリードする、新卒者にも人気の超大手企業です。
ニューヨークフェスティバルと呼ばれる、歴史ある国際広告賞において最高賞を受賞するなど、質の高い広告プロダクトや広告ソリューションは海外からも高い評価を受けています。
博報堂は第二新卒の求人を部門ごとに出しており、営業職から企画職まで幅広い部門での募集実績があります。
新卒枠と比べると第二新卒枠は狭き門となりますが、挑戦する価値はあるでしょう。
リクルート|ベンチャー気質溢れ、自主性や挑戦を重んじる会社
二社目は「リクルート」です。
東京・丸の内に本社を構えるリクルートは1960年に創業され「まだ、ここにない、出会い。」というキャッチフレーズで有名な人材輩出会社です。
「リクナビ」「じゃらん」「ゼクシィ」「はたらいく」といった、CMなどでおなじみのサービスを多数運営しているリクルート。
今ではグループ全体で20社を超える会社を有する超大手企業のリクルートも、もともとは東京にあるビル屋上のプレハブ小屋からスタートしました。
そんなリクルートはチャレンジングで好奇心旺盛な人材で溢れているといわれており、起業家も多数輩出しています。
エネルギッシュで多様な働き方が推奨されており、時代の先を進むリクルート。常に成長を求められるチャレンジングな環境は、仕事のスピードが早く、若い人が多い風潮にあるため人材の流動性は高めであるといえるでしょう。
ソフトバンク|携帯販売に留まらず、通信を介した様々な付加価値を提供する会社
三社目は「ソフトバンク」です。
白戸家のCMや孫 正義会長、プロ野球球団の「福岡ソフトバンクホークス」によって知名度の高いソフトバンクは1986年に設立され、本社は東京都の東新橋にあります。
今では携帯端末を扱う会社として認知が広がっているソフトバンクですが、通信を介してヒト・モノ・カネの循環をスムーズに行い、AIやビックデータを用いて付加価値の高いサービスを開発・運用しています。
ソフトバンクでは第二新卒枠の募集は、職種ごとに行われています。営業やエンジニア、クリエイティブ、人事労務まであらゆる職種で募集されていることが多いです。
加えて特徴的なのは、希望する職種の募集がない場合は、応募者自ら立候補できる「キャリア登録」制度を設けているところです。
上記からもうかがえるように、ソフトバンクでは第二新卒にも幅広く門戸を開いている会社だといえます。
第二新卒が超大手企業に転職する方法
第二新卒が超大手企業に転職する可能性を高める3つの方法を解説します。
1.前職で実績を残す
第二新卒が超大手企業に採用されるためには、前職で第三者に理解されやすい実績を作っておく必要があります。
営業職や販売職など、実際に日々の業務で販売の売上や顧客数などと向き合っている場合は、その数字を整理し具体的に提示するのは、大きなアピールポイントになります。
事務職や企画職など数字に換算しにくいものは、仕事の詳細内容や心がけた点をアピールすると良いでしょう。
また成功・失敗体験も、第二新卒者が数字以外で超大企業に対し、積極的にPRしたい部分です。成功・失敗の実体験から導き出された学びなどを説明すると、採用担当者からの印象を高められるでしょう。
失敗体験を話すのはためらう人もいるかもしれませんが、実は失敗談は超大企業にとって魅力の一つになりえます。
基本的に人は、自分の失敗をあまり語ろうとしません。しかし、失敗談をあえて人に伝えることで、親近感や心の強さを感じる採用担当者も多いのです。ストレス耐性や仕事への向き合い方をアピールする上でも、上手に失敗談もPRしていきましょう。
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2.半年〜1年といった早期離職は避ける
将来起業を考えているといった大きな野望や、新人賞を受賞したなど特別な実績があるなら別ですが、第二新卒が超大企業に転職するためには、半年〜1年といった早期離職は避けた方が望ましいでしょう。
プロになるために必要な時間は「10000時間」ともいわれており、1日9時間働いたとすると、ちょうど3年くらいの日数になります。
3年以上勤務経験がある場合は、中途採用枠になるため第二新卒枠を活用することはできません。それでも半年〜1年といった早期離職は、企業側から「見切りが早く、諦めグセがある人」だとも捉えられやすく、避けるのが望ましいでしょう。
もちろん今の企業に留まっても成長が見込めない場合は、なるべく早めに見切りをつけるのも一つの方法ではあります。そういった場合は転職先の企業側に対し、早期離職によるマイナスポイントを払拭するだけの具体的な実績や資格を見せる必要があるでしょう。
3.超大手企業に強いエージェントに登録する
第二新卒が超大企業に転職するためには、転職エージェントの力を借りるのも効果的な方法の一つです。
超大手企業になればなるだけ、粒ぞろいのライバルたちが採用面接に挑んできます。そんな競争率の高い超大手企業に第二新卒枠で入社するには、在職中からエージェントに登録し、情報収集をしておいて損はありません。
基本的に超大手の転職情報は、表に出にくい特徴があります。
しかしリクルートエージェントを始めとする、大手転職エージェントでは、超大手企業の転職情報を扱っている場合がほとんどです。
自分が働きたい超大手企業がある場合、まずは大手転職エージェントに登録することをおすすめします。
転職エージェントでは超大手企業に応募できるチャンスが広がっているばかりか、履歴書や職務経歴書はもちろん、身だしなみやビジネスマナーなどもプロから指摘を受けられます。
わからないことは早めに転職エージェントに相談し、いつでも超大手企業に応募できる準備を始めましょう。
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