無職になって困ることはたくさんあります。
例えば、
- クレジットカードを作る際に審査に通りにくくなります。
- 会社を退職して少しでも家賃が安いところに引っ越そうとしても、審査に通りにくくなります。
- 無職でお金がなくなる一方なのに、住民税は滞納や免除が許されません。
- 社会保険から国民健康保険、国民年金への切替のため、わざわざ役所に行かなければなりません。
- 今後の人生に希望が持てなくなって凹みます。
- 飲みに行く回数が必然的に減ります。
などなど。無職になってから「困ったぞ!」と気付く人も多いでしょう。
そこで今回は、無職で困ることと、困ってしまう状況から抜け出すための対処法を紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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※おすすめ記事:「無職」というピンチをチャンスに変える方法とは?
目次
無職になって困ることは?
無職になって、何に困ってしまうのでしょうか?ここでは、無職になって困ることを紹介していきます。
無職になって困ること1.お金がないこと
私が無職になって1番困ったことは、経済面に関してです。仕事をしていた時には毎月安定した収入がありますが、仕事を辞めて無職になってからはそれが無くなります。お金で困ることは、非常に多かったです。
そこまで貯金があったわけでは無かったので、貯金が尽きた時のことを考えたらすごく不安でした。色々と我慢したりするのは、本当にストレスが溜まりましたね。お金がないとやる気も出ないし、心も不安定になりがちです。
無職になって困ること2.生活習慣が乱れてしまうこと
無職になると困るのは、生活習慣が乱れてしまう事です。仕事がないので毎日決まった時間に何かをする事が無くなってしまいます。朝も早く起きなくていいし、夜は早く寝る必要がなくなります。
そうなると夜遅くまで起きていて、お昼くらいに起きる生活になっていきます。ダラダラ過ごしていると、あっという間に1ヶ月くらいは経ってしまいますね。一度ダラダラ生活になれてしまうと、そこから抜け出せなくなります。
昼夜逆転生活が当たり前になるのです。毎日3時、4時ごろ寝る生活をしていると、常に体調が悪くなります。
無職になって困ること3.役所関連の支払い
役所関連の支払いが辛く感じます。生きている限り、各種税金、国民年金、健康保険を払わないといけない事。
特に所得税は、前年度の所得に対して支払わなければならないので、一定の収入がないと気持ちもお金もすり減っていく気分になります。お金がないため、食費を削ることになり、不健康な食生活になってしまいますね。
無職になって困ること4.1日のスケジュールがマンネリになる
無職になると、1日のスケジュールにマンネリが出ます。無職期間は、最初の内は自由な時間ができて凄く楽しく過ごせるでしょう。しかし、時間が経つに連れ、ぼーっとする日が増え、「今日は何して過ごそうか」と必死に1日が過ぎるための計画を立てることになります。
就職活動でも、受けた企業の採用結果を待っている時間は、結構長いものです。そのため、無職は時間が余ります。
余った時間を計画的に使わないと、ベッドでゴロゴロ過ごすことになるでしょう。ベッドから起きれず惰眠を貪って後悔したり、どんどん堕落していく自分に気づき自己嫌悪に陥ります。
無職になって困ること5.コミュニケーション能力が低下する
無職になると、社会からはみ出た感ハンパないです。誰とも話さない日が増えていきます。特に一人暮らしの場合、家から一歩も出ない時もあるでしょう。テレビを見ながら、独り言が増えたりします。
「声出るよなー」、とたまにテレビに話しかけて確かめているのです。人と話すことが極端に減るため、誰かと会話するときにうまく会話が出来るか不安になります。無職は、コミュニケーション能力が大幅に低下してしまいますね。
無職になって困ること6.孤独になる
無職になると、友達付き合いが減ります。無職ということを友人に言いたくないので、連絡を取らなくなってくるでしょう。たとえ向こうから連絡が来ても、お金がもったいないので遊びの誘いを断ってしまう。
とにかく無職の期間はいくら節約出来るかが重要になるので、飲み会などお金がかかる遊びには中々いけなくなるのです。そして、孤独に陥って苦しくなるでしょう。
無職になって困ること7.周りからの圧力(プレッシャー)
無職になって困ることは、親族や他人からの「なぜ働かないのか?」という圧力でしょう。働いている人からみれば、若く健康なのに、なぜ無職なのか理解できないからです。そして、一人だけ楽をしていると思われます。
近所との付き合いがあれば、その目も無視出来ません。都会の無職であれば、そこまで近所の目は気にならないかもしれませんが、田舎だと気にすると思いますね。普段の会話から、さりげなく様子を探られます。
無職になって困ること8.無職と言いづらい
周りに無職と言いづらいというのが、困ることです。周りに言ったら見下されることを怖れて、無職ということを隠している人もいるでしょう。無職であることは、親にも、友人にも言いづらいことです。
また、契約書などに職業欄などを書く欄に、「無職」と書きづらいですね。「無職」と書くのは、プライドが邪魔するかもしれません。体裁上、無職とは書きたくないものです。
「自営業」と書くしかなく、つっこまれた場合ひやひやしながら書類を書く事になります。嘘はいけないと思いつつも、無職であることを隠してしまうのです。
無職で困ってしまう状況から抜け出すための対処法は?
お金のことで困ってしまう1番の原因は、仕事をしていないことです。そのため、手っ取り早い対処法は早く新しい仕事を見つけることになります。仕事をしていれば少なくとも無職の時よりは経済的な状況は確実に良くなるので、就職することで困った状況から抜け出せるでしょう。
仕事をしていない状態で一人で生活をしていくのは大変なので、お金に困ったら実家に帰るのも良い対処法です。実家等で暮らすようになれば、生活費を自分1人で負担していく必要はなくなります。
お金で困っている状況なら、実家で暮らしつつとにかく就職活動です。その上で、次のステップを踏みましょう。
1.ハローワークに行く
ハローワークに必ず行くことです。ハローワークに行き失業手当の申請をしましょう。なんとか3ヶ月乗り切れば失業保険が出ます。その前に就職したい人はハローワークに登録すれば、希望の求人が出た場合、電話や書面でお知らせしてくれるので活用しない手はありません。
職業訓練に通うことを検討しても良いでしょう。失業保険の申請は、できる限り早めに済ませてください。(モチベーションが落ち切ってからだと、役所に行くことすら辛くなります)
2.求人情報は何でも利用する
とにかく、求人情報は何でも利用することです。インターネットの求人サイトは片っ端から登録しましょう。知り合いにも「仕事を探している」と言っておきます。
できるだけ外出して、人と会話をする機会を持った方が良いでしょう。情報があふれている現代、何に引っかかるかわかりません。
3.スキルアップ講習に参加する
自治体で行っている、無料のスキルアップ講習に参加しましょう。新聞などに各自治体が行っている、無料でスキルアップするための講習会などの案内があります。
基本的なPC操作、excel、wordなどを教えてもらえます。時間が余っている今、積極的に情報収集して無料で行える勉強会に参加すると就職に繋がっていくと思います。
5.転職エージェントに登録する
転職エージェントに複数登録しましょう。無料で就職活動をサポートしてもらえます。また、「非公開求人」を利用できるので就職の幅が広がります。
大好きなお酒は、無理してやめる必要はありません。うまく付き合うことを考えましょう。
できるなら会社を辞める前に目標を立てておこう
これから無職になる予定のある人は、会社を辞める前に目標を立てるべきです。なんとなく辞めてしまうと、だらだらしてすぐに数ヶ月たちます。海外に行くとか、資格を取るとか、何が目標を決めたから辞めたほうが効率が良いでしょう。
資格を取り終えたら就活するなど、何かゴールを設定しないと、ただダラダラ過ごして終わってしまいます。できれば、在職中から次の仕事の目処をつけることです。在職中に転職活動をしておけばスムーズに次の仕事に移ることができます。
無職になって困らずに生活できますから、仕事を決めておくことは重要です。求人に目を通し、次はどのような仕事なら続けられるのか、何がしたいのか、在職中に取れる資格があるのかなど、今後の人生の可能性をひろげる事も大切なことでしょう。
やりたい事が見つからないまま辞めると、目標を見失いがちです。会社を辞める前に次の仕事を決めておけば、長く無職になるようなことはありません。
そうなればお金に困ることも無いでしょう。もうすでに無職の人は、一刻も早く就職することです。複数の転職エージェントに登録して、多くの求人を集めましょう。
「無職」になって一番困ることは「各種税金」のこと
役所に支払う「各種税金」の仕組みを、ちゃんと勉強しておけば良かったと思いました。無職になって、1ヶ月も過ぎると税金の徴収が始まります。
健康保険証も返却しているので、仕事が決まらなければ、市役所で国民健康保険への加入手続きもしなくては、なかなか病院にも行けません。自己負担です。
歯のメンテナンスや、眼科での診察、コンタクトレンズの処方箋は、在職中に済ませておけば良かったと思います。車にかかる税金や保険料も、無職には重くのし掛かってきます。税金について、もっと勉強しておけば良かったと後悔しましたね。
無職の怖さや正社員のありがたみが分かったと今なら思います。とにかく就職するまでの期間を予想して、貯金をしておけば良かったと後悔しています。無職になるなら、貯金をしておくことが重要です。
「当座の生活費+万が一就職出来なかった場合の生活費」を蓄えていないと悲しい事になります。「失業保険がどの程度で支払ってくれるのか?」をある程度考えて、お金のことを考える必要があるでしょう。自己都合だと、給付までかなり待つことになります。
無職で遊びまわりたい方はもっともっと貯蓄がないといけないので、無職になる前にどの位貯蓄が必要か計算しておく事はとても重要ですね。
また、会社を辞める前に、社会保険制度や、確定申告について少しでも知識をつけることが必要です。無職だと何から何まで、自分でしなくてはいけません。それを踏まえたうえで、後悔しないために無職になる前にやっておいた方が良いことは、
- 転職先を決めてから退職を申し入れる
- 転職先がすぐに決まりそうであれば、保険関係は任意継続の手続きにする
- 住居を引っ越す場合は、退職前に契約だけは済ませておく
- クレジットカードは退職前に作っておく
- 退職前にローンを組んでおく
ということです。
無職は正直かなり困る!
無職は正直かなり困ります。気持ちが沈んで、なかなかその感情から抜け出せません。その原因は、ネガティブな考えや気持ちが、頭の中を支配してしまうからです。将来についての不安や自分自身を肯定する根拠がなく、自分を否定してしまうでしょう。
自分自身を認めてあげることができず、価値がないように感じてしまうことが多いです。そういったネガティブな要素の影響を受けて、気持ちが沈んでしまいます。将来への不安は、就職に成功するまで終わることはありません。
今収入がないという事実もありますが、将来にわたって無収入になる可能性があるために、当座の貯金があっても一文無しになったような気持ちになります。
どんどん減っていって、いずれ底をつく貯金だからです。自分が無価値に感じられることも辛いですね。社会に対して何の価値提供もしていないことで、自分が価値のない存在のように感じられます。
社会から孤立したように思えてきて、どん底まで沈んでしまうでしょう。就職面接に落ちるなどすると、誰にも必要とされていないような気持ちになります。そして、強い孤独感を持つようになってしまうのです。
無職で困ったときの3つのストレス解消法
無職の辛さから、どんどんストレスが溜まってきます。そんなストレスは、うまく気分転換して解消しなければなりません。無職のためのストレス解消の秘策は3つあります。それを、その時の気分で行います。
1.とにかく体を動かす。
筋トレをします。とにかく体を動かし、自身に負荷をかけて頭の中を真っ白にします。頭の中にあるストレスを通じて感じる嫌な気持ちや考えをリセットするようにしています。
2.料理をする。
料理は終わりの見えない無職という状況と違い、出来上がると終わりです。その達成感を味わうことでストレスが解消できています。
3.掃除をする。
2の料理と似た部分があるのですが、掃除を終えることで一つの区切りがつき味わえる達成感がストレスの解消になります。また、きれいになったところを見ると気持ちがすっきりとするのが、良いストレスの解消につながっています。
お金をかけず、時間をかけて、なにかしら生産的なことに取り組むのが良いではないでしょう。成果がわかりやすく出て、その成果が世の中のわかりやすい基準に照らして価値を認めやすいものであると、気持ちの安定を得やすいかもしれません。
私の場合は、スコアが数字で出るTOEICの勉強をして、自分の価値を高めることのために時間を使うことを心がけました。不確定な将来を思い悩むくらいなら、英単語の一つでも覚えたほうがマシでしょう。
転職エージェントを活用して無職から抜け出そう!
あなたは今、無職で仕事をしていない自分に落ち込んでいるかもしれません。でも、長い人生、何もしない時期はあってもいいのです。
今の自分を受け入れて、心を落ち着かせたらましょう。そして、気持ちを落ち着かせてから少しずつ転職活動を始めてみましょう。無職の方におすすめの就職活動の方法は、転職エージェントを活用することです。
無職のあなたが再就職を目指す際、空白期間がネックになる場合もあるでしょう。一人で就職活動を進めてしまうと、無職期間が長期化する恐れがあります。そのため、転職のプロに就職をサポートしてもらうことが最もベストな選択となるでしょう。
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