無職になると、だらだら生活になってしまう人が多いです。
無職になると、自制心がなくなり、だらだら過ごしてしまうのはある意味仕方がないことだと思います。これまでの反動で、だらけた生活になることもあるでしょう。私も無職になり、「食事以外一切布団から出ない」というダラダラ生活を6ヶ月間したことがあります。
布団の中では、ひたすらアニメやドラマなどの動画を見続けていました。全く動いていないのに、食欲だけはあったので、時間に関係なく食事を何度も取り続けました。
1日に6食は食事をとっていたと思います。会社を辞め、無職になってしまった途端、起床時間や就寝時間にルーズになってしまいました。
元々朝が弱いということもあり、起床時間に関しては「会社へ出勤しなければならない」という縛りがなくなった途端、無限に寝続けてしまう日々が続きます。寝すぎて眠い、寝すぎて体調が悪いというループに陥りました。
起床時間が昼過ぎになると、睡眠時間が長くなるので結果的に長時間水分や食事をとらない時間が長くなります。そのため、朝起きると水分不足による頭痛と低血糖による吐き気が襲ってきました。
とにかくさっぱりしたものを摂取したいので、アイスや炭酸飲料を起きて一発目に口に入れることになり、食生活も乱れて行きました。
決まった時間に食事を摂らなくなると、自然と間食が増え、きちんとした食事よりもお腹が空いた時にお菓子や菓子パンを食べるようになりました。
お腹が満たされると眠くなるので昼寝をし、一日中食べては寝ての繰り返しで非常に怠惰な生活となりました。暇な時間はテレビやアニメやSNSをずっとみている生活になりました。目が疲れるのでぼーっとしますし、外に出ないので運動不足でした。
当時無職だった私のダラダラ生活は、とにかく寝ること、アニメ、ドラマ、スマホをいじることでしたね。実家の一室に住まわせてもらい過ごしていましたが、エアコンもテレビもある状態でしたので、ゴロゴロしているには快適な環境でした。
具体的な過ごし方は、好きな時間に起き、食卓に用意してある食事を済まし、スマホでsnsを見たりゲームをして、夕食と入浴を済ませた後はまた好きな時間に寝る。ほとんど外出もしないという様子でした。
こんなだらだら状態から抜け出さないと、未来はありません。そこで今回は、無職で「だらだら生活」をしている状態から抜け出す対処法を紹介していきます。
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目次
無職でだらだら生活になってしまう理由とは?
どうして無職はダラダラ生活になってしまうのでしょうか?
無職になる前は、普通に規則正しく生活できていた人も多いでしょう。会社へ行くという目的があったことによって、起床時間や就寝時間、食事の時間など決められたルーティーンを守れていたからだと思います。
無職になったことで自分自身でルールを決め、守るということをしなければならなくなってしまったわけですが、何もやることがない日々で自分を律するのは難しかったです。
何かやらなければいけないことや予定があれば、眠くても起きるでしょうし、決められた時間の中で食事も取るのだと思いますが、目的や予定のない生活はひたすら自分の欲求に素直なりすぎてしまいます。
実家住まいだった為に、お金が無くても住居費を払う必要はなく焦りが少なかったのも原因だと思います。実家で自分の部屋がありテレビもパソコンもあって、誰にも干渉されない場所が確保されていたから余計ダラダラできてしまいました。
昼寝をしていても夜遅くまで起きていても、誰にも何も言われません。それに甘えてしまったのだと思います。やることといえばスマホゲーム・ネットサーフィンくらいでした。
「このままではいけない、働かないと」と思いつつ、だらだらしたいという誘惑に負けてしまいます。そんな毎日だったので、自然とダラけていきました。
無職のだらだら生活の1日のスケジュールとは?
1、14時 起床(布団から脱出するまでに1時間かかる)
2、15時 昼食
3、16時おやつを食べる
4、16時~18時 昼寝をする
5、18時 夕食
6、19時~21時 仮眠をとる
7、21時 2度目の夕食をとる
8、22時~23時 仮眠をとる
9、23時 夜食を食べる
10、24時~朝4時 ひたすらネットサーフィンをする
こんな感じで1歩も外から出ず、中身のない生活をしていました。私が無職だったころのダラダラしている日のスケジュールは、日中夜、寝続ける日だったと思います。まずは朝、好きな時間に起床します。
常にめまいが止まらない症状のためしばらくスマホを見て様子見をし、起き上がれれば一階のリビングで食事をとる。終わればまた二階の自室に戻り、布団に横になってスマホをいじって、眠くなれば寝る。
昼食は、朝起きる時間帯によっては食べずに夕食だけは家族ととり、入浴を済ませてまた自室にこもる。たいていは、スマホとにらめっこをして一日が終わる。眠くなれば寝る、といったスケジュールでした。ほんと、だらだら過ごしてますね。
無職のだらだら生活から抜け出す5つの対処法
無職でダラダラ生活をしている状態から抜け出すためには、どうすれば良いのでしょうか?ここでは、無職のだらだら生活から抜け出す解決策を紹介します。
無職のだらだら生活から抜け出す対処法1.生活リズムを朝型に治すこと
無職のダラダラ生活から脱出するには、とにかく生活リズムを朝型に治すことが重要だと思います。朝早く目覚めると、無職の人の場合1日が長く感じます。1日が長く感じると、必然的にやることがなくなってきて、どんどん暇になってくるかと思います。
とてつもなく暇になると、「暇だから働かないと」などの意識が湧いてくるかもしれません。また、職を探す際にも、朝の時間帯の方が採用担当者とのやり取りなどもスムーズに進むでしょう。
昼過ぎや夕方に起きる生活を送っていると、採用担当者との連絡も取りにくく印象が悪くなってしまいます。そのため、朝型生活にした方が、職を探す上でも「無職」脱出に近づきます。無職の方は自分に甘えず、まずは朝型に生活リズムを変えてみましょう。
無職のだらだら生活から抜け出す対処法2.身近な人から厳しい言葉をもらうこと
私が、無職でダラダラ生活をしている状態から抜け出したのは、実家に引きこもっている私に対して、実家の両親、兄弟の堪忍袋の緒が切れたからです。
家族全員から働け!ただ飯を食うな!というニュアンスの罵詈雑言を毎日受けるようになりました。私が実家に引きこもっているより、働いた方が楽だと思ったからです。だから、解決策としては、身近な人から厳しい言葉をもらうことは、解決策の一つだと思います。
無職のだらだら生活から抜け出す対処法3.お金の不安をエンジンにする
私が無職でダラダラとした生活を送っていた間は、とにかくめまいのため起き上がるのも怖く、かといってやりたいこともない抜け殻のような状態でした。しかし、金銭面ではなるべく親に頼らないようにしていました。
食事や娯楽にお金を使わずとも、今は生きているだけで税金や携帯代、奨学金の返済と、お金がかかります。その金銭面の心配に目を向けて、少しでも何か行動しようと考えたときに、そのままではいけないと感じました。
まずはハローワークでも行こう…と気持ちが切り替わったのです。1日に1度、外に出なければならない予定を入れたり、人と会う予定を積極的に作った方が良いと思います。
無職のだらだら生活から抜け出す対処法4.親から叱られること
親からこっぴどく叱られることです。ずっとこのままで居るつもりかと叱られました。結果馬鹿な私は逆切れして、その日はふて寝したりしておりましたが、次の日からは履歴書を書き、正社員になるべくハローワークに通いだしました。
あと、出来れば家を出て自活しろと親から言われるべきだと思います。家賃を払ったり、食べていくためにはアルバイトでも何でも、働かないといけないからです。親の元でぬくぬくと生活していては、無職生活が長引くだけです。
このやり方は、相手次第では家庭内暴力に発展するなどの一種の危険があるかもしれませんが、確実に効くと思います。重要なことは無職である本人に危機感を持たせることです。
無職のだらだら生活から抜け出す対処法5.規則正しい生活
まず規則正しい生活をします。朝は早く起きてご飯を食べます。予定が無くても外に出て、散歩がてら歩いて体を動かします。一日の中のどこかで必ず求人情報を検索して、自分に合うものがないか探します。
なくてもここで落ち込んだりしない様にします。そして夜はその日のうちに寝るように心がけます。そしてまた朝早く起きる生活を続けます。
無職のだらだらを楽しむのもひとつの手
無職は、他人目線になれば「大人なんだから働け」って言いたくなるでしょうね。どうしてダラダラになってしまったのかわかりませんが、無職を脱出した私が思うのはダラダラ生活の時間も大切だということです。
でも、将来のことを考えたらずっとそのままでいれるわけはありませんよね?だから、ある程度ダラダラ楽しんで元気になったらまた頑張ればいいのではないでしょうか。
ただし、無職の人がダラダラ生活を送っていると、中々抜け出せなくなってしまいます。無職を永遠に続けられれば良いのですが、あなたを支えてくれる両親などは、いつか死んでしまいます。
そのため、「無職は永遠に続けられない」ということを常に意識して、1日も早く社会復帰しましょう。私も無職のときは、社会に出ることがとても怖かったのですが、社会に出てみると大したことありません。1日も早く無職から脱出できるように行動していきましょう。
無職のダラダラ生活はとても楽しいですが、もし私のように実家住まいで一銭も家にお金を入れないと、実家に一緒に住んでいる方々から、厳しい言葉をもらうようになると思います。それよりは、就職して働いた方が楽なはずです。
やりたいことが出来ず、就職に失敗したり体調を崩したりしたときに、頼れる場所があるとつい頼りきってしまいがちです。いちど犯した失敗は恐怖となって、次に踏み出す一歩を大変重たいものに感じさせるかもしれません。
それでも、例えば親の支えも、いつまでも永遠には続きません。未来を信じて行動したほうが、そのままでいるよりずっと幸せになれます。
だらだら無職生活に意味はない
当然ですが、履歴書の空白期間は、無職生活が長引くほど多くなります。見栄えも良くないし、面接の際に必ず、この期間に何をしていたか聞かれます。無職のだらだら生活がひと段落したら、1日も早く就職しましょう。
結局、無職生活で得られたことといえば、だらだら無職生活の愚かさを知ったことだけです。無職生活は確実に心を蝕みます。ハリのない生活でまとったオーラが体全体から滲み出してきます。私も無職のとき、本当にダメ人間でした。
ダラダラ生活をし始めたら初めは焦っていたものの、そのうち段々慣れてきてぐうたら生活から抜け出せなくなりました。その生活に慣れたらダメだとあなたに伝えたいです。家族だって心配していたし、外に全くでなくなる事は本当に良くないと思います。
ちゃんと地に足をつけて歩くという言葉が今なら良くわかる気がします。ふわふわして自分がどう生きれば良いか分からないダラダラ生活は、体より心が壊れるから絶対やめた方がいいでしょう。無職になっても決して腐ることなく、気分を切り替えてさっさといい会社に就職するべきです。
転職エージェントを活用して無職から抜け出そう!
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