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無職期間を挽回するための面接対策とは?

あなたは、無職期間がある人の面接対策を知りたいと思っていますね?

無職期間があっても、就職するためには面接をしなければいけません。無職でいることで、面接の自信を失っている人もいるでしょう。無職期間が開けば開く程、「面接が苦手だ…」と考えてしまうものです。

しかし、立ち向かわなくては何事も始まらないということを認識しなければいけません。無職になると、自宅に閉じこもりがちになります。そうすると、何もかもが分からない形となり、自暴自棄に陥ってしまったりする可能性があるでしょう。

世の中には様々な事情を抱える人がたくさんいます。まずは、「無職期間があるのは自分だけではない」という意識を持ちましょう。スーツ、髪型など、身だしなみをきちんと整えます。自分を「普通にできる人」に見せることで、自信を付けることです。

過度な期待はせず、「今日面接に行く企業が全てじゃない、真面目に臨むけれども選択肢の一つだ」という気持ちを持つようにしてください。面接官もつまるところ人間です。合う人も合わない人もいるでしょう。合わない人だったとしても、あなたのせいではありません。

「ベストを尽くす」ことだけを目標に、ある程度の覚悟をもって面接に臨むことです。今回は、無職期間がある人の面接対策を詳しく掘り下げていきます。ぜひ、参考にしてみてください。


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無職で「面接に行くのが怖い」と思ったらどうする?

無職期間があることで「面接に行くのが怖い」という気持ちをどのように乗り越えれば良いのでしょうか?ここでは、その対策をみていきましょう。

1.準備することで自信が付く

私が面接に行くのが怖かった理由として、上手く自分のことを話せるか、緊張して上手く自分を表現できないんじゃないかという不安がありました。それを乗り越えるためにひたすらロールプレイをしていました。

練習の量に比例して自分はここまでやったんだという自信につなげていましたね。回答に困る質問や、圧迫面接を経験したこともあるので、毎回緊張しました。まず、堂々とした雰囲気を出すことと、上手に答えられるような下準備が必要です。

面接対策本を買って、自分はどう答えるべきかをシュミレーションさせる為に、まずは質問に対する回答をまとめてみましょう。準備することで自信がつき、怖くなくなります。

2.面接に受かった後の自分を考える

「怖い」という気持ちを払拭するために、私がしたことはその面接に受かった後の自分を考えることです。なるべく楽しいイメージを思い浮かべます。例えば、

「ここに受かれば、給料が○○円入って、我慢していたものが簡単に買える、たまには旅行もしよう」

「ここに就職した自分はこんな分野が得意になって、すごい人材になっている。それで雑誌とかの取材を受けている」

「せっかく(就職して仕事をしよう)という気持ちになったんだから、その芽を引っ込めるのはもったいない!」

「たまたま気の合う面接官で、話が弾むかもしれない」

「やるだけやってみたら受かるかもしれない」

など。いろいろ考えて、最終的に「行く前から悩んでも仕方ない、とりあえず行こう。落ちたらまたその時考えよう。」と思いきって家を出ました。

3.無職期間があっても良い

私の場合は、無職の期間が9か月間ありました。久しぶりに社会の表舞台に立つと思うと少し気が重かったのです。しかし、生活のために就職活動をするしかありません。

一応資格を取っていたのですが、だからと言ってそれが必ずしも重宝されるほどの資格でもありませんでした。要は実践だよ、と言われたらと思うと、資格取得をあまり言わない方がいいのかもしれないと思ったりもしました。そう考えると、面接に行くのがとても怖く感じました。

しかし、よくよく考えたのですが、そもそも無職期間があっても良いのではないかと思うのです。無職になった理由が様々であるように、働いている人にだって様々な事情があります。

また、無職期間がない人が必ず優れているとも限りません。優れていても無職を選択する人もいるかもしれません。無職は、就職するのと同じくらい人生にとって大きな選択だと思うのです。そう考えると、無職になった私はとても勇気のある人間に思えてきました。

もし面接を受けたのに縁がなかったとしても、自分は勇気のある人間だと気づけたなら乗り越えられます。少し落ちたくらいで死ぬわけではありません。

「人生をかけた選択ができる自分なら、乗り越えられる」、そう思うようになりました。いつかは大丈夫という前向きな気持ちと気楽さ、余裕が生まれたように思います。

4.結局自分が頑張るしかない

どちらかと言うと、面接の恐さより「この先ずっと無職、もしくは収入が安定しないまま歳をとっていくんじゃないか」と考える事の方が私は恐かったです。

今は貯金もいくらか残っていて、両親も健在で、困ったと言えば助けてくれるかもしれませんが、この先順当にいけば私より両親は先に死ぬわけです。

貯金は無限ではないわけですから、それがなくなった時周りや兄弟に迷惑をかけるのかと考えると、早く就職しようと重い腰を上げることができました。「自分の人生は、結局誰も助けてはくれない」と思ったのです。

怖くても「自分の人生だから、自分が頑張らないと」と思うしかありませんよね。そして、何とか面接と仕事を続ける事を乗り越える事ができました。今は無職を抜け出せて本当に良かったと思っています。

無職期間を挽回するための面接対策

面接対策として、ロールプレイを行う方が多いと思います。しかし、ロールプレイでしたことを全て暗記しようとすると、実際の面接で何か1つを忘れたときに後が全く続かなくなってしまう恐れがあります。

実際私もそうなってしまい、変な沈黙が続いてしまったことがありました。そうならないために、その後はある程度の質問を予想しておきます。

そして、答えとなるキーワードだけ想像しておいて、後はその場で流れを簡単に組み立てて話すようにしましょう。話が多少ちぐはぐになっても笑顔を忘れず、相手の方を見る方に意識を持っていくと和やかに面接が進んでいくことが多いです。

無職期間は、自分磨き的な事を伝えたらウケが良かったと思います。口ごもるよりも、断然印象が良いです。趣味があったなら、『もっと極めてみたかった!』。海外旅行していたなら『他の国な文化や習慣を学んでみたかった』など。

とりあえず、前向きに張り切って言うことです。私は無職期間は英会話スクールに通ったり、ジムで体を鍛えたりしてました。海外旅行もしたので、

『語学を極めてみたかった為に、英会話の勉強に専念しました。また健康は一番の主流なので、趣味としてですがスポーツジムにも通いました。英会話の勉強から海外に興味がわき、◯日間海外1人旅に挑戦しました。この経験で◯◯を得ました。』

という感じで、自分が得た事を話すとプラスになりました。その他、面接の具体的な対策としては、

  1. 挨拶、マナー、言葉遣い、声の大きさに気をつけ、無職期間があっても、社会人としてのスキルをしっかり保っていることを態度で表します。
  2. 無職期間があったことを引け目に感じているような態度は過剰に見せず、再就職を目標に前向きに生活していたことをさり気なくアピールします。
  3. 面接官の話はしっかりと目を見て興味を持って聞くように心がけ、きちんと話を聞ける人間であることを示します。

ということを意識しましょう。人の印象は1秒ほどで決まってしまうようです。なので、見た目や体形に気を配りました。

髪の色や長さや肌、爪など清潔にし、スーツはしわの無いように、靴もきれいにしておきましょう。一番大事なのは表情だと思います。暗い表情だと、無職期間がマイナスなイメージを持たれるでしょう。

また、転職エージェントに登録するのもおすすめです。無料で転職のサポートをしてもらえます。私は、そこで履歴書の添削や職務経歴書の作成方法、面接の対策をしてもらいました。

まずは自分で書いたものを持参して、色々と修正やアドバイスをもらえます。面接官と面接するつもりで、練習もしてくれますよ。その後に就職活動に関するアドバイスももらえます。自分の弱みを知ることができ、乗り越え方も教えてもらえるのでおすすめです。

「この空白期間は何をしていましたか?」という質問にどう答えるべき?

無職の空白期間について「この期間は何をしていましたか?」と突っ込まれたときに使える言い訳はどんなものでしょうか?答えるときは、前向きな発言がカギになります。

『無職期間中は勉強に励み、こういう資格をとりました』など、具体的にどんな資格をどれだけ取ったか、それをどう仕事に生かしていきたいかまで伝えることが大切だと思います。

『資格を取るために勉強していた』が一番良い内容ですが、何もしていなかった場合でも前向きな意見で答えられるようにすると良いでしょう。

『色んな事に挑戦する期間として過ごしました。まずは1人旅を初めてしてみました。』この内容でも、苦労した事、自分を成長させることが出来た事をエピソードに入れるだけで随分違います。

『農業をしている叔父の家にお世話になり、◯◯を体験しました。』これも同じように自分にプラスになる感想と得た事を話すなど、言ってみるのも手です。

『この空白の期間中にボランティアに向き合う形で、今までしたくてもできなかった社会貢献活動に従事する形となりました。』と言うような形で、勉強や自己啓発に視点を変えてみれば様々な内容が広がってくると思います。

何も思い浮かばなければ、『自分が納得のいく仕事を探していました。』というのも良いでしょう。

それを伝えるときには自分の仕事に対するビジョンも聞かれる可能性が高いと思うので、自分なりの答えを用意しておくことです。

とにかく、何でも前向きな内容で話すことが最も重要でしょう。私は資格取得をしていましたので、それに費やした時間であるということを伝えました。見識を深めるためや語学留学のための海外旅行、という言い方も良いと思います。

「最後に何か質問はありますか?」と聞かれたらどう答えるべき?

無職が就職面接で「最後に何か質問はありますか?」と聞かれたらどう答えるのがベストでなのでしょうか?質問があった場合には正直に聞く。特に質問もなかったら、無理に答えない。というのが、一般的な答え方の正解だと思うかもしれません。

例えば、面接を受けてその企業に興味が持てて、就職したいと思ったならば、「業務内容についてもう少し教えてください」など。

気になった業務について、例えば「お客様はどういう方が多いのですか?」「これから、さらにどういうことができるのですか?」などと、本当に知りたいと思ったことを率直に質問する。

面接官の感じが悪かったり、この企業では働きたくないと思ったならば、「質問はございません。ありがとうございました」という感じです。

このような質問の仕方でも良いと思いますが、最近は「特に何もないです」と答えるよりも、何かを答えた方がやる気がアピールできます。認識しておきたいのは、この質問は、実は要望や確認事項の質問ではないということ。

それよりも、最後に念押しの”自己アピールタイム”だと捉えることが重要です。無職の期間中にどんなことをし、どんなことを感じて見識を広げ、どのように自分をグレードアップさせたかを伝えると効果的です。

会社の概要を必ず勉強してから面接に行きましょう。HPなどでもチェックしていると必ず聞いてみたいことは出てきます。それぞれの会社によって社風も違います。『特にありません』というのは、得策ではありません。

「私はこの会社にとても興味があります!」という熱意をみせる必要があります。必ず事前に用意しておいてください。受ける会社によって質問は違ってくるはずです。答えの一例を挙げますので、参考にしてみてください。

「私は、御社の経営理念・ビジョンに共感しました。

今までの経験も、全て御社に入るために積み重ねてきた期間であると考えます。

ですので、私は御社で活躍したいと考えておりますし、御社のような企業に出会わせて頂いたことに対して非常に感謝しております。

もし、御社に入社することができたら一生懸命働いてまいります。

“入社したら即戦力になりたい”と考えておりますので、差し支えなければ、今の私が出来ることを教えてください。

御社に入社できるならば、入社する前からの努力を惜しみません。

よろしくお願いいたします。」

と言う形で述べると、よりやる気が伝わるでしょう。自分なりの言葉で、前向きに素直な気持ちを伝えたら良いと思います。

「無職から正社員になりたい」と就職活動に励んでいるあなたへ

私もそうであったのですが、無職の多くの方々が自宅に引きこもりがちになっている現実があります。日中に外に出るのが非常に怖くなってくるのです。友人や周りの人に追い越されていく絶望感は、ものすごいと思います。

しかし、無職であることやブランクのあることに、自分自身が引け目を感じ過ぎないようにしてください。世の中にはひどいことを言う人や企業もあると思いますが、全てがそうではありません。

また、不採用になったとしても、全てがあなたのせいでということではありませんし、あなたの全てが否定されているわけではないのです。企業側が求める条件とマッチしなかったということが多いだけではないでしょうか。

自分が誠実に対応し努力すれば、理解を得られたりマッチしたりする企業や仕事を見つけられる可能性は十分にあります。きっと今無職の人は、漠然とした大きな不安を抱えているはずです。

自分がまた社会に出て働けるのか、入った会社は自分に合うのだろうかなど不安は尽きないでしょう。でも、一歩引いて自分を見たときに今抱えている不安は全て「自分」が主語になっていることが多いと思います。それほどいっぱいいっぱいになる気持ち、本当によくわかります。

面接の時、会社の方をよく見てください。きっと相手の方はこちらをちゃんと見て話してくださっているはずです。そうじゃない会社は、入社を考えたほうがいいかもしれません。面接も人対人です。面接官の方はこちらの緊張も分かってくれているはずです。

笑顔を忘れず、きちんと会話をすれば、ちゃんと結果が返ってくると思います。もしだめでも次に必ず生かせます。就職活動はガッツと計画性、あと誠実に楽しむことだと思います。社会は厳しい場面も多く、心が折れてしまうことも何度もあるでしょう。

しかし、一方でたくさんの経験も与えてくれます。正社員を諦めるのもあなた、正社員を勝ち取るのもあなたです。いつまでにどうなりたいのか、目標を持ちましょう。私も無職の期間、人としてどん底まで落ちました。

でも、いまは「あの時の苦労があるから頑張れる」と日々感じています。誰のためでもなく、あなたの幸せのために、諦めずに進んでいきましょう。あなたの再就職を、心から応援しています。

編集者1

杉田 陸 - キャリアクラス編集部

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新卒で福岡県のメーカー企業に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。一般社団法人プロティアン・キャリア協会が行う『プロティアン・キャリア検定資格』に合格(合格証明)。
※プロティアンキャリア検定は、自身・他者のキャリア開発に活かせる、変化する新時代のための認定資格

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編集者2
千田 究太郎 - キャリアクラス編集部

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新卒でマーケティング支援会社に入社。その後、Web広告を扱う企業を中心に二度転職を経験したのち、ウェブココル株式会社に入社。自身の転職成功経験を踏まえて、主に第二新卒〜若手の転職情報に精通。最新の転職情報をお届けします。

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大島 大地 - ウェブココル株式会社取締役

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新卒で東証プライム上場メーカーへ入社。その後上場企業傘下のWebメディア企業へ転職し、ウェブココル株式会社の取締役へ就任。採用の全責任者として、年間100名近くの採用選考を実施し、社員0名→25名へグロース。自社において幅広いなリクルーティングサービスを利用し、多くのサービスに精通。採用側の視点でサービスのファクトチェックや記事内容を精査しています。

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執筆者情報

杉田陸のアバター 杉田陸 キャリアクラス編集者

宮崎県宮崎市生まれ。福岡大学経済学部を卒業。新卒でVC工業株式会社に入社し、営業とSNSマーケティングを経験。1年半後、本当にやりたいことを見つめ直し、未経験でWebマーケティング業界への転職を決意。2021年8月にウェブココル株式会社へ入社する。現在はキャリアクラスのディレクターとして、キャリアに関するニュースでの情報収集や転職成功者へのインタビューを行い、キャリアや転職への知見を増やしている。自身の第二新卒で転職を成功させた体験をもとに記事コンテンツの作成する。プロティアン・キャリア協会が行うプロティアン検定資格を取得(証明バッジ)。
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