フリーターの何がいけないのでしょうか?
日本では、フリーターといえば「ダメ人間」とか「半人前」と受け取られることが多く、社会人として認められていないような風潮がありますよね。実際に、あなたも今フリーターをしているならば、世間体や周りの目などを気にされていると思います。
やりたいことが分からない、明確な目標がない、アルバイトの方が気楽、正社員になって縛られたくない…このような気持ちでフリーターを続けている人も多いでしょう。フリーターはいけないことなのか?そんなに悪いことなのか?と、あなたは思っているかもしれません。
では、答えを言いましょう。あなたがフリーターを続けたければ、続ければよろしい。あなたの道は、あなたが決めるべきですから。しかし、フリーターをこの先何年も続けると、将来のあなたが困ることになります。
まず、フリーターでは結婚はできないし、貧乏なので恋人にも満足にプレゼントしたりデートに連れて行ったりできません。また、世間の目は冷たく、社会的な地位もなく、正社員の友だちとも疎遠になります。
「フリーターがいけない」ということではなく、フリーターを続けているとあなたの将来が悲惨になってしまうということなのです。あなたがそれでいいなら何も言いませんが、「何とかしたい…」と考えているならば、この記事を読み進めてみてください。
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目次
フリーターでもいいが、世間の目はキツイ
私はフリーターを完全に否定しているわけではありません。あなたが「フリーターがいい」というなら、そういう生き方もアリでしょう。しかし、世間の目はあなたが思っている以上に厳しいものです。
フリーターに対して「落ちこぼれ」というイメージを持っている人がたくさんいる、このことは、あなたもすでに気付いていることでしょう。それでも正社員にならない理由は、「正社員になるハードル」をあなたが感じているからかもしれません。
「正社員になれば、自由を失う」と思っているかもしれませんし、「自分に正社員ができるのか不安」と思っているのかもしれません。いずれにせよ、フリーターとしてフルタイムで働いているならば、正社員になってしまった方が実は楽なのです。
このことは、フリーターのあなたにはピンとこないかもしれませんね。ですが、フリーターから正社員になってみれば、あなたにも合点がいきます。フリーターを続けるよりも、正社員を続けた方が、年々楽になっていくということに。
フリーターは年齢を重ねるごとに世間の目が一層冷たくなり、体力もなくなるため仕事もキツくなっていきます。ボーナスもなく、多少時給があがることがあったとしても、ずっと時給○円でこき使われる存在です。つまり、フリーターを続ければ続けるほど、人生が下降していきます。
一方で正社員は、年齢を重ねるごとに昇給していき、仕事の実績や評価が積みあがって地位も高くなります。結婚も子育てもできますし、社会的なステータスもフリーターとは比べ物にならないでしょう。
正社員であれば「人生バラ色」とは言いませんが、人生戦略を考えたときに、どちらがいいかは言うまでもありません。フリーターを続けるということは、あえて自分の人生を窮地に追い込んでいく行為だと言えます。あなたが現在フリーターであるならば、これからの将来をしっかりと考えて、どちらがいいのかを真剣に考えてみてください。
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フリーターから正社員に就職すべき理由
若い時期であれば、フリーターであるとしても、大きな問題は生じないことでしょう。しかし、フリーターと正社員とを比べた場合、正社員の方が圧倒的にメリットが大きいのです。ここからは、フリーターから正社員に就職すべき理由を紹介していきます。
給料が高くなる
フリーターと正社員の給料を比べた場合、正社員の方が給料が高いのは言うまでもありません。正社員の方が給料が高いわけですから、正社員の方が使えるお金が多くなり、その分だけ生活の質を高めることができます。
もちろん、給料が高ければ、趣味などの楽しみも充実させることができるはずです。また、給料が高ければ、毎月貯金をすこともできます。お金が貯まりやすいのは、圧倒的に正社員の方なのです。
特に、30歳以降になると、フリーターと正社員の給料の差に、大きな開きが出てきます。そのため、30歳以降のフリーターは、貧乏な上に社会的ステータスがないという悲惨な状況になってしまうのです。
将来に向けて、お金をある程度は貯めておくことは大切になります。また、正社員になることで社会的なステータスも手に入れることができるのです。
生涯賃金が4倍になる
生涯フリーターの人と比べて、生涯正社員の人は、一生で約4倍も多く稼ぐというデータがあります。生涯正社員をした場合、生涯賃金は約2億円~3億円です。
一方で、生涯フリーターをした場合、生涯賃金は約5千万円程度になります。このように、生涯正社員の人は、生涯フリーターの人の、約4倍もの生涯賃金があるということです。生涯フリーターは生涯正社員の4分の1しか稼ぐことができません。つまり、フリーターでいると、損をしてしまうのです。
しかし、今ならあなたもまだ間に合います。この先、正社員になることができれば、生涯賃金を大きく上げることができるからです。人生を損しないためにも、今すぐフリーターを脱却して、正社員を目指しましょう。
解雇されにくくなる
正社員はアルバイトに比べて、解雇されにくい傾向にあります。この、「解雇されにくくなる」ということも、正社員に就職すべき大きな理由です。仮に、解雇をされたら、収入は無くなってしまいます。そうすると、生活が行き詰ってしまいます。言うまでもなく、解雇されることは避けたいものですよね。
ただ、不況などが押し寄せてくると、会社は人員削減をせざるを得なくなってしまうかもしれません。もし、会社が人員削減を決心したら、誰かが解雇されることになります。人員削減における解雇の標的は、アルバイト・パートなどの非正規雇用者に向けられやすいのです。
一方で、「絶対に無い」とは言えませんが、正社員は解雇されにくい傾向にあります。解雇されにくい状況をつくるためにも、正社員になることは大変重要なことなのです。
キャリアアップを目指すことができる
言うまでもなく、フリーターよりも正社員の方が、社会人として成長していくことができます。フリーターを続けていても、一人前の社会人とみなされることはありません。あなたがどんなに一生懸命仕事をこなしていても、残念ながらフリーターは「しょせんフリーター」なのです。
正社員であれば、キャリアアップを目指すことができます。また、職務経歴を活かして転職をするのも容易でしょう。しかし、フリーターのままではキャリアアップなどできません。
正社員になる時期が早ければ早いほど、社会人として成長できるチャンスも広がります。だからこそ、あなたが「フリーターのままではマズいのかな…」と考えているのなら、一刻も早く就職活動をはじめてください。
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体力的に仕事が辛くなる可能性が低くなる
フリーターは、歳をとっても仕事内容は変わりません。例えば、居酒屋のホールのアルバイトをしているのなら、30歳以降になっても、居酒屋のホールを続けることでしょう。(アルバイトを変えれば仕事内容も変わりますが…)
若い頃は問題なくできていた仕事でも、歳をとることで体力的に厳しくなってきます。例えば、20代の頃は居酒屋のホールを問題なくこなせていても、30代になって体力が低下し、居酒屋のホールの仕事が「キツイ」と思えるようになるでしょう。
一方で、正社員として会社に入社をすれば、歳を重ねるに連れて仕事内容が変わってくることが多いです。例えば、入社したての頃は体力仕事が多くても、30歳以降になると、デスクワークが多くなります。このように、正社員であれば、体力的に仕事が辛くなる可能性は低くなるのです。
人生イベントを乗り越えることができる
フリーターでは結婚をすることはできません。もちろん、フリーターのままですと、子育てをすることもできないでしょう。一方で、正社員になれば結婚をすることができます。また、正社員になれば、子どもを育てることも可能になります。
正社員になることで、人生のイベントを乗り越えることができるようになるのです。きっと、周りの友達が結婚をし始めると、あなたも結婚を意識し出すことでしょう。また、彼女ができてしまうと、交際期間が長くなるに連れて、結婚を意識せざるを得なくなります。
将来、結婚や子育てなど、人生イベントを乗り越えるためにも、正社員にならなければいけません。フリーターのままでは、一生寂しい人生を送ることになるでしょう。
大きな買い物をすることができる
腕時計・ブランドスーツ・車など、「高価だけど欲しい物」が、あなたにもあるのではないでしょうか。このような、大きな買い物は、生きがいにもつながりますよね。
しかし、フリーターのままですと、給料も低いため大きな買い物をするのは難しいはずです。一方で、正社員の場合は、お金に余裕があるため、大きな買い物もすることができます。つまり、正社員とフリーターとを比べると、購入できるものも変わってくるということです。
フリーターでお金がないために、欲しい物が買えないのは辛いことでしょう。周りの正社員は普通に買えているものでも、フリーターであるあなたは買えないのですから。
遊びにお金をかけることができる
正社員の方が給料が高いわけですから、遊びにだってお金をかけることができます。きっと、あなたにも、趣味と呼べるようなものがあるでしょう。
正社員になれば、趣味にも多くのお金をかけることができるというわけです。例えば、映画が趣味であるとしましょう。この場合は、正社員になることで、よりたくさんの映画を見に行くことができるといった具合ですね。
フリーターは貧乏です。ボーナスもありませんから、切り詰めた生活を余儀なくされます。友達と旅行に行く際にも、まずお金のことを心配してしまうはずです。
しかし、正社員になれば、交友などの交際費なども多く使うことができます。そのため、正社員になることで、より多くの交友関係も楽しむことができるのです。
「解雇される」という不安が少なくなる
フリーターであるあなたは、「もし解雇されたらどうしよう」と考えることがあるのではないでしょうか。仮に、解雇をされてしまったら、その時点で収入がなくなるため、路頭に迷うことにもなりかねません。
一方で、正社員になれば、解雇される不安は軽減させることができます。もちろん、正社員であるとしても、解雇をされることはあるでしょう。
しかし、フリーターに比べて正社員は、圧倒的に解雇をされにくいものなのです。おそらく、会社が人員削減をしようと考えたら、正社員よりもアルバイトを優先に解雇しようと考えるでしょう。
正社員は解雇されにくいわけですから、フリーターから正社員になることで、解雇される不安を軽減させることができるということです。正社員になれば、解雇される不安を軽減させることができるので、安心して仕事に取り組んでいくことができるでしょう。
世間体を気にしなくて済む
きっと、フリーターであるのなら、世間体を気にする機会が多いはずです。世の中は、「学生を卒業したら正社員として働く」ということが、当たり前の認識となっています。そのため、人と接する場面などでは、「自分はフリーターだから見下されているんだろうな…」という感じに、世間体の悪さを感じてしまうでしょう。
ただ、正社員にさえなることができれば、そんな世間体は気にしなくて済むのです。やはり、世間体を気にしなくて済むと、堂々と人と接することができるようになります。結果として、恋愛や人間関係にも積極的になれるかもしれません。
安定した生活を手に入れることができる
正社員とフリーターを比べた場合、正社員の方が安定した収入を得られることは言うまでもありません。フリーターは時給制です。そのため、病気などで働いた時間が少ないと、その分だけ給料も下がってしまいます。一方で、正社員は月収制ですので、毎月決まった額の給料を得ることができます。
このように、正社員とフリーターとを比べた場合、正社員の方が断然安定しているものなのです。この「安定」は、人生を歩んでゆく中で、とても大切なこと。安定した給料を得ることができれば、安定した生活を確信することができますから。
信用されやすくなる
社会人にとって「信用される」ということは、とても大切なことです。例えば、信用をされなければ、良好な人間関係を維持してゆくことは難しいでしょう。
また、信用をされなければ、社会生活にも支障をきたしてしまうものです。例えば、フリーターですと、クレジットカードを作るのが難しくなります。また、フリーターですと、ローンを組むのも難しいですよね。このように、信用をされないと、社会生活を送るのにも弊害が出てくることがあるのです。
正社員であれば、クレジットカードを作るのは、比較的簡単ですよね。もちろん、ローンだって、社会人であれば問題なく組むことができます。
このように、信用があるだけで、社会生活が送りやすくなるのです。特に、30歳以降になると、クレジットカードやローンを利用したくなる機会が多くなります。ぜひ、信頼を得て社会生活を送りやすくなるためにも、一刻も早く正社員になってください。
人生設計を立てやすくなる
おそらく、若いうちは、「人生設計を立てる」と言っても、ピンとくることはないでしょう。しかし、30代以降にもなると、「人生設計を立てる」ということに必ず携わらなければいけなくなります。
30代以降にもなると、現在の生活のみならず、育児・医療費・老後など将来のことも考えなければいけなくなりますから。そのため、30代以降になると、あなたも嫌でも人生設計を立てていかなければいけないのです。
正社員であれば、収入が安定しています。また、正社員であれば、昇給額もある程度は計算できます。そのため、正社員はフリーターに比べて、人生設計を簡単に立てられるのです。
就職エージェントに相談すれば、簡単に正社員になれる
ここまで、フリーターから正社員に就職すべき理由を紹介してきました。おそらく、この記事を読んだことで、あなたも「正社員になりたい」という気持ちが大きくなったと思います。フリーターを続けると、人生が悲惨なものになってしまうのですから…。
言うまでもなく、フリーターから正社員になるためには、就職活動をしていかなければいけません。ただ、この就職活動で挫折をしてしまう人が、とても多いのです。
就職活動で挫折をしてしまい、「やっぱフリーターでいいや…」なんて気持ちになってしまうのは、とてももったいないことですよね。ではいったいどうすればいいのでしょうか?
フリーターでも大丈夫!優良企業の正社員に就職して人生逆転しよう
「就職したいけど経歴がない」
「誇れるスキルや経験がない」
「自分に合いそうな仕事がわからない」
など、フリーターから正社員の就職には、不安がつきまといますよね。また、こんな要望もあるはずです。
「ブラック企業に入りたくない」
「条件の良い会社に就職したい」
「一から成長できる企業が良い」
など、正社員になるなら、将来を前向きに考えられる会社に就職したいですよね。では、フリーターが優良企業に入社するにはどうすれば良いのでしょうか?フリーターは書類選考の時点で不利になり、落とされることも多いです。
面接でも、「なぜフリーターをしていたのですか?」と聞かれて、どう答えたら良いかわからなくなり、頭が真っ白になってしまうことも…。
これでは、正社員になるのも遠ざかってしまいます。フリーターでは、そもそも正社員の求人に普通に応募しても、採用されるのが難しいのが現実です。
そこで、フリーターから正社員を目指す人におすすめなのが「転職エージェントを利用すること」です。私自身も、転職エージェントを利用したことが、フリーター脱出の転機になりました。
転職エージェントは、求人を出している企業がお金を払っているため、あなたはサービス料など一切必要なく、完全無料で利用することができます。これを利用しない手はありません。
フリーターから正社員になるために、あなた1人だけで就職活動をするのは、なかなか難しいと思います。数多くの求人からあなたに合った企業を見抜くだけでも大変でしょう。
間違った就職活動をしてしまうと、ブラック企業に入社してしまうかもしれません。そのため、フリーターに特化した転職エージェントを利用することが最も有効な戦略となります。
では、どのような就職エージェントを選べば良いのでしょうか?まず、フリーターに特化した転職エージェントで多くの就職実績があるサポート力のあるエージェントを選ぶことが必要です。
フリーターにおすすめの転職エージェントは以下の2社です。
【DYM就職】
フリーターは、ハイキャリア向けの転職エージェントに登録しようとしても、登録を拒否されてしまう可能性があります。その点「DYM就職」なら、フリーターの方でも親身に相談に応じてくれるため、充実したサポートを受けることができるでしょう。
既卒・第2新卒・フリーター向けの転職エージェントなので、経歴に自信がないフリーターにおすすめできる転職エージェントです。経歴に自信がないフリーターでも、1から育ててくれる優良企業に転職できます。
DYM就職は、20代・30代のフリーターで「北海道、関東、関西、中部、九州に住んでいる人」におすすめです。利用可能年齢は、18歳~35歳まで。
■公式サイト⇒https://talk.dshu.jp/
【就職Shop】
就職Shopは、フリーターの満足度が高く、サポートが親身と評判です。最大の特徴は書類選考がないこと。いきなり面接からスタートでき、経験のないフリーターでも人柄重視で採用してもらえます。
面接練習も徹底しており、具体的に過去に質問された内容や、どういった雰囲気での面接になるかなど、事前準備のサポートが充実。
面接時、回答に困りそうなことには解答例や、対応の仕方まで教えてもらえます。社会人経験のないフリーターに特化しているので、フリーターの方のサポートもしっかりとおこなってくれますよ。
就職Shopは非公開求人の数が多く、優良企業へ転職できる可能性が高まります。利用可能年齢は、18歳~30歳まで。利用可能地域は、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫となっています。
■公式サイト⇒https://www.ss-shop.jp/
また、転職サイトも併用することで、良質な求人を担保できます。フリーターが利用すべき転職サイトは、「リクナビNEXT」一択。「未経験歓迎」の求人が多いので、必ず登録しておきましょう。
フリーターから抜け出して、今までの自分から生まれ変わりませんか?
まずは気軽に相談してみましょう。その一歩が、あなたの未来を明るいものにしてくれるはずです。
【経歴に自信がない人】
【親身なサポートを受けたい人】
【とりあえず自己分析がしたい人】